2016年2月4日にテレビ東京ホールディングス(テレビ東京HD)の第3四半期決算が発表された。通期連結売上高は1005億3000万円(4.7%増)、営業利益65億7600万円(31.8%増)、経常利益68億4400万円(30.1%増)、四半期純利益は42億9300万円(39.7%増)である。利益の高い伸びが目立った。 なかでもアニメ関連事業の好調ぶりが際立っている。地上波放送事業のなかにあるアニメ事業の売上高は第3四半期までで103億900万円と前年同期比78.2%増と高い伸びとなり、100億円を超えた。これに伴い粗利益は39億5600万円(136.1%増)と急伸した。 国内では『妖怪ウォッチ』の商品化が好調だった。大型イベントとして話題を呼んだ「NARUTO-ナルト-展」も好成績だった。 さらに海外事業がこれを後押ししている。中国をはじめとした海外への配信ライセンス、オンラインゲームなど