マスター・ページは、ContentPlaceHolderコントロールを必ず1つ以上配置しなければならない点を除けば、通常の.aspxファイルとほとんど同じ要領で編集することができる。ContentPlaceHolderコントロールとは、その名のとおり、実際のコンテンツを配置するための場所(プレイスホルダ)だ。マスター・ページを新規に作成した時点では、デフォルトで1つのContentPlaceHolderコントロールが配置されているはずだ。 ContentPlaceHolderコントロールには、実コンテンツが省略された場合に表示されるデフォルトのコンテンツを記述することも可能だ(本稿では、デフォルト・コンテンツは省略している)。 マスター・ページは、ネスト(入れ子)構造を取ることも可能だ。例えば、企業サイトなどであれば、ヘッダ部分のみ企業共通のマスター・ページを継承しつつ、部門単位に個別のメ