イギリスのデータ分析会社「ケンブリッジ・アナリティカ」は、5月2日付で全事業を停止し破産申請したことを発表しました。 2013年に設立の同社は、データ収集・分析を柱とする政治・選挙コンサルティング会社で、イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票や2016年のアメリカ大統領選挙において、ともに勝者側のコンサルティングを手掛けるなど注目を集めていました。 しかし、SNSサイトの「フェイスブック」から最大8700万人分の個人情報を不正に収集し流用した疑いが持たれると、同社はその疑いを否定したものの、顧客離れが進んだことや疑惑対策への費用が嵩んだことから、事業継続は困難と判断し今回の措置に至ったようです。 Cambridge Analytica and Scl Elections Commence Insolvency Proceedings 「海外倒産」の最新記事 米シェアオフィス「ウィーワーク」