朝刊で週刊朝日発売の広告を眺めていると面白そうな記事が目に飛び込んできた。 「ハシシタ 救世主か 衆愚の王か」 “緊急連載”とあった。筆者は佐野真一というライターだ。本を読んだことはないが、 名前だけはよく聞いている。 もちろん、ハシシタが大阪市長・橋下(ハシモト)徹を指すことはすぐに分かった。 いつか 天下を取ってしまうかもしれないこの男には興味があるし、“DNAをさかのぼり 本性をあぶり出す”というコピーにもインパクトがあって買いものに出る妻に頼んだ。 「はて、DNAってさかのぼれるものだったっけ」という疑問はありつつ。ハハハ。 見出しも相当に“勇ましい”が、中身にはもっと驚く。 名前は知っていても、読んだことがないから佐野真一がどの程度の書き手なのかまったく 知らないのだが、この文章はどうなの?と思う。6ページにおよぶ全編に、激しい言葉、 憎しみに満ちた文章がちりばめられている。 新