通り魔事件 出所直後に保護観察所に相談 NHKニュース大阪・ミナミの繁華街で２人が殺害された通り魔事件で、逮捕された男は、先月、刑務所を出所した直後に栃木県の保護観察所を訪れ、「住む場所がないので助けてほしい」と相談していたことが分かり、警察は、事件前の男の行動をさらに調べています。 １０日、大阪・東心斎橋で男女２人が包丁で刺されて殺害された事件で、逮捕された住所不定、無職の礒飛京三容疑者（３６）は、１２日、殺人などの疑いで、身柄を検察庁に送られました。 礒飛容疑者は、覚醒剤取締法違反の罪で服役していた刑務所を先月２４日に出た直後に、出身地の栃木県にある宇都宮保護観察所に１人で訪れていたことが、保護観察所への取材で分かりました。 礒飛容疑者は「住む場所がなく、頼る人もいないので、助けてほしい」と話したということです。 その際、保護観察所から、宇都宮市内にある薬物依存からの回復を支援する施設を紹介され、入所しましたが、今月８日にみずからの希望で
