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カルダーノのコスモス―ルネサンスの占星術師posted with amazlet at 10.04.21アンソニー・グラフトン 勁草書房 売り上げランキング: 88028 Amazon.co.jp で詳細を見る 16世紀ルネサンス期のイタリアに生きたジロラモ・カルダーノは医者であり、数学者であり、哲学者であり、占星術師だった。医学と数学、哲学は今でも立派な学問として(哲学はそうでもないか?)通用するジャンルだが、ここに占星術が入ってくると少し不思議な感じがするかもしれない。なぜ学者が占星術――ものすごく簡単にいうと星占い、だ――を? しかし、カルダーノにとっては医学と占星術は密接に関係するものだった。人間の健康は、星の動きに多大な影響を受ける。ゆえに、天文学を経由して星の動きを学ぶことは、人間の身体を癒す術を学ぶことだったのだ。だからカルダーノの多彩な活動は「ルネサンス的な万能人」と単に思
いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか (ちくま学芸文庫)posted with amazlet at 10.01.28ルドルフ シュタイナー 筑摩書房 売り上げランキング: 32823 Amazon.co.jp で詳細を見る 一般的には(?)「シュタイナー教育」で有名なルドルフ・シュタイナーの神智学・神秘学関連の本がちくま学芸文庫から色々出ています。こんなものその手の話が好きな人(マジな人)か、物好きしか読まないと思うのですが、物好きなので一冊読んでみました。今、アマゾンのレビューをみてみたらあまりの絶賛ぶりに背筋がちょっぴり寒くなってしまいました。おそらくこちらはマジな人によるレビューなのでしょう。とはいえ、その絶賛ぶりは読み終えた後だとおかしくないように思えてくるのだから、シュタイナーという人は大変な人物だったのだなぁ、と思いました。面白かったです。 『いかにして超感覚的世界の認識
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