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前回の終わりの方でどらねこは 社会学研究の幾つかはそうしたバイアスにとらわれたモノが含まれている事に気がつくことが出来ました。 などと生意気を謂いましたが、今回のエントリではその1つと考えられる、『日本人は本当に集団主義なのだろうか?』を書こうと思います。書くと謂ってもどらねこが検証するわけでなくて、認知心理学者の高野陽太郎氏が所謂日本人論に対して唱えた異議や反論を示した著作*1を(以下、本と記す)読んでどらねこが思ったことなどを並べる*2ぐらいの代物ですけどね。そんなわけで、このエントリで述べられる内容に不審な点*3があったとしてもそれはどらねこの妄想である可能性*4が高いので注意してください。前置きが長くなりましたが、本題に入りましょう。 ■日本人は集団主義でつねに集団として行動する傾向にある 上記の小題は、日本人論一般に見られる認識だと思います。その他、『日本人には個性がない』とか、
我々が恐れなければならない唯一のものは、恐怖そのものである。 (フランクリン・ルーズベルト) ルーズベルト大統領はともかく、この言葉は好きだったのに、しばらく積んでたのを後悔。これは素晴らしい。超いい。 『詐欺とペテンの大百科』 『表現の自由を脅すもの』 と並んで、一家に一冊配布を義務づけたいレベル。 進化心理学本 メディアリテラシー本 科学リテラシー本 社会問題リテラシー本 いずれの視点から見ても最高クラス。それぞれ同等以上の内容をもつ本はもちろんあるけど、一冊に濃縮した感じ。その割に価格も低めでコストパフォーマンスも最高。 例の『The Cove』見に行く人は、これ読んでからにしてほしいかも。 参考リンク H-Yamaguchi.net: リスクにあなたは騙される:「恐怖」を操る論理 404 Blog Not Found:恐れのみを恐れよ – 書評 – リスクにあなたは騙される リスク
まさに「受け取り方は人それぞれ」で、「女性だから」と言ってひとくくりには出来ない。 「これが正しい女性への接し方です」などと言うものは存在しないのである。 もういっその事、男性は女性を相手にしない方が良いのかもしれない。そんな事すら思うがそうは行かない。 http://d.hatena.ne.jp/Paris713/20100526/p1 これを読んだ時の私の感想は、正直なところ「は?当たり前じゃね?」だった。 これは「女性」の部分が「男性」でも「日本人」でも「若者」でも何でも当てはまることで、こんなことで「もういっその事、男性は女性を相手にしない方が良いのかもしれない。」とか言ってたら、女性どころか人間全員相手にしない方が良いということになってしまうのではなかろうか。 そもそも、人間関係の基本は個人を見ることにある。何が嬉しくて何が嫌なのか、同じことでもどの程度傷付くのかということは、そ
カウンセラーとしての日々の仕事から解放され、信田さよ子が自由に深夜の想念を綴るMidnight Blog 2010年05月20日 「僕なんか彼女を殴ったりできないよ」 先日TBSラジオ「Dig」に出演したことはすでに書いた。 そのときの反応(これはいろいろな手段でつかんでいる)についての違和感を述べよう。 冒頭で、DVは男性から女性への暴力って言っていいんじゃないか、とガツンとかました発言をした。もちろん、女性が男性を殴る例もあるし、それで男性が困ってカウンセリングの訪れることもある。 しかし、最近頻発しているDV殺人、保護命令の状況をみても、やるがわ(加害者って言おう)は圧倒的に男性だ。まして中年以降、生活をほとんど夫の経済力に依存せざるを得なくなってからのDV問題は、男性から女性に対してが圧倒的に多い。 デートDVを毛嫌いしてしまう理由は、結婚、出産を経て、徐々に男女の役割分担
アメリカのタイム誌に掲載された教育についての実験のレポートです。実験内容は、子供に勉強したら金やんぞ!と言ってみて、それでどれだけ学習するか見てみよう!というものです。さてここまで読んだだけで反射的に反感を持った人もいると思いますが、まあ判断は読んでからしてみてください。 ただ事前にいくつか言っておきますと、この実験の目的は教育におけるインセンティブの活用を理解することです。お金以外でも教育においては、成績評価は勿論、褒め言葉、賞状、賞品、なんらかの罰、さらには将来の就職・進学可能性など様々なインセンティブが使われています。勿論、理想としてはそういった外部のインセンティブによってではなく、子供達が自分自身望んで学習するようになるのが望ましいわけですが、まあ、子供は現実世界に生きてます。では、外的なインセンティブを使うとして、どこにどう使うべきなのか?この実験はその点についてある程度の答え、
「父親をどう超えるか--」これは男にとっては大きな問題だ。僕も親父と仲がいいとはいえないんだけど、年をとればそれなりにうまく付き合っていくやり方というものを身につける。それが男同士というものなのだろう。これに対して「母」と「娘」というのは不思議な関係だ。時に腕を組んで買い物に行くような母娘がいて、友達のように話をしている2人がいて、壮絶なののしりあいをする2人がいる。 何故、そこまで違うのか。 斉藤氏はこうした特異な関係を、男性の立場から理解しようとする。この著が全て正しいとは思わないけれど、「母娘」という、男からは理解しがたい複雑な感情・支配関係を理解するための一助にはなるだろう。 母は娘の人生を支配する―なぜ「母殺し」は難しいのか / 斉藤環 --- 朝日新聞で母と娘についての投書を募集したところ、過干渉な母に対する不満や束縛されたことからの嫌悪感など1000通以上の手紙が寄せられた。
日記ivonnethein.com 「わたしはダイエットなどしたことがない」「わたしは体質的に太らないので気にしない」 この二つの言葉で「ダイエット」に対して、上から目線で構えて決して打ち解けることはない。それが、そもそものわたしのダイエット理解である。 しかし、本当にそうだろうか? 私の脂肪は、私に、完璧な母親や、完璧な恋人や、完璧なお手伝いさんや、完璧な娼婦になれと強制するすべての人に対して、『クソッタレ!』といっているのよ。あるがままの私を見てよ。私のあるべき姿じゃなくて、本当の私に関心があるなら、この脂肪の層を書き分けて、本当の私をつけることができるはずよ!「ダイエットの本はもういらない」スージー・オーバック著 この一文を読んだとき、脂肪・贅肉・カロリー退治のダイエットとは別のダイエットを考え始めた。それは、私がダイエットという体験として位置づけていなかった「食べることを拒む」とい
医師も患者もフェイクな治療法であることを知っていて、なおかつプラセボ効果は効くのか? van Deventerはこれがあるのだという「メタプラセボ仮説」を提示している:van Deventer MO.: "Meta-placebo: do doctors have to lie about giving a fake treatment?", Med Hypotheses. 2008 Sep;71(3):335-9. Epub 2008 May 15 Fake treatments work. That is a well established medical fact. This is why the golden standard of evidence-based medicine requires double-blind testing. Both real and fake
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
When you have eliminated the impossible, whatever remains, however improbable, must be the truth. 「法と心理学会」の学会誌『法と心理』第7巻第1号(2008年)に、浜田氏の『自白が無実を証明する−袴田事件、その自白の心理学的供述分析』の書評が載っているのを見つけたので当ブログでもいずれとりあげるつもりでいたのですが、先日援用した高木光太郎氏の『証言の心理学 記憶を信じる、記憶を疑う』(中公新書)を読んでいたらほぼ同趣旨の記述があり、「あれ?」と思って確認してみたら『法と心理』に掲載されていたのも高木氏による書評でした。『証言の心理学』では第5章が浜田氏の「供述分析」アプローチの紹介にあてられています。 現在の日本の司法システムの下で心理学者が刑事裁判に関わる上での困難は、次のように要約されます
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