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書籍に関するtikani_nemuru_Mのブックマーク (45)

  • ■[経済]岩田規久男『インフレとデフレ』

    1990年の8月に刊行されたが22年近くを経て加筆され再版された。僕も90年版を手に取ったとき、まだ大学院に入る前であった。そのとき今回の2012年版のまえがきにもあるように、当時はまだインフレが問題だった。そのため大学院で僕が始めていたデフレーションの研究の中で書はあまり重要なものとは映らなかった。だが、今回の2012年版は、この20年近くにおよぶデフレーションの経験をフルに活用し、さらに予想(期待)を重視する金融政策のフレーム(つまりインフレ目標)の意義をより深く解説することで、インフレとデフレの題名にふさわしい決定版になったといえる。 日にとってデフレの経験は不幸だが、書がデフレの側面を強化したことは、このにとっての「幸運」だといえる。おそらくこれから長い間、書が経済の貨幣的な側面を考えるときに古典としての地位を占めるのは間違いない。岩田先生の書改訂にかけた情熱はすばら

    ■[経済]岩田規久男『インフレとデフレ』
  • ブレンダ・フォーリー『成功まっしぐ裸――モラルの商人としての美人コンテスト参加者とストリップダンサー』(Undressed For Success: Beauty Contestants And Exotic Dancers As Merchants Of Morality) - Commentarius Saevus

    最近ミスコン論議が相変わらず喧しい上、舞台芸術における女性パフォーマーの歴史についていろいろを読む必要があったので(とはいえうちの偏った関心でルネサンスの舞台女優とバーレスクダンサーしかまだおさえていないのだが)、日はその中からミスコン関係のをご紹介。一ヶ月ほど前に読んだブレンダ・フォーリー(Brenda Foley), 『成功まっしぐ裸――モラルの商人としての美人コンテスト参加者とストリップダンサー』Undressed For Success: Beauty Contestants And Exotic Dancers As Merchants Of Morality (Palgrave Macmillan, 2005)を簡単にレビューしてみようと思う。 なんかめちゃめちゃチャラい邦題(拙訳)にしてしまったのだが、これはタイトルが"Dressed for Success"「成功にふ

    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2011/10/18
    聖母と娼婦は表裏一体という話を、ミスコンとストリップにひきつけた考察した著作の紹介。
  • 進化に関係する本3冊 - NATROMのブログ

    みんなが知りたい化石の疑問50 ■みんなが知りたい化石の疑問50 北村雄一(著) 2011年初版。著者の北村雄一は、カバーによれば、「フリージャーナリスト兼イラストレーター」と紹介されている。おそらくは中学生〜高校生向けに書かれたのだろう。文章は平易で読みやすい。カバーに「Webリサーチで集めた疑問をもとに、化石が具体的になにを解き明かしてくれるのかを、写真や復元図を交えながら解説していきます」とある。タイトルにあるように、化石についての疑問、たとえば、「化石と鉱物はどう違うの?」「いつの時代の化石ってどうすればわかるの?」「人工的に化石をつくることは可能?」などといった疑問に答えていく形式だ。オールカラーで写真も豊富である。黄鉄鉱化したアンモナイト、建物の壁の石灰岩に含まれる化石の写真などが美しい。 この手のは、どうかすると、とんでもないハズレのときがある。ライターが不勉強で、手抜きで

    進化に関係する本3冊 - NATROMのブログ
  • 地方政府の民主主義 - sunaharayのブログ

    このたび,初めての単著を出版させていただくことになりました。『地方政府の民主主義』という大仰なタイトルで,中身がタイトルについていっているのかは,読者の皆様のご高評にお任せしたいと思いますが,タイトルを思いついたときには,自分では20代のときに考えてきたのはそういうことだったのかな,と思ったものでした。大学院生のときに,指導教員の先生方から,「修士論文はなるべく大きめに構想したほうがよい,どうせ問題意識がそこを越えることはなかなかないから」と言われておりましたが,たしかにその通りで,自分では修士論文以来引きずった問題意識について,一応の答えを用意することになったのではないかと考えています。 内容は,付けていただいたオビのとおりで,「首長と地方議会からなる二元代表制の下で地方政府の民主主義は,どのように機能しているか」ということで,「予算配分,公共事業の見直し,新規課税の導入などの検討を通し

    地方政府の民主主義 - sunaharayのブログ
  • [科学に佇む心と身体] - FC2 BLOG パスワード認証

    管理人からのメッセージ 某A社との契約を切られた関係で、大幅な更改を行わねば公開できない状態に陥った ため閉止しました。 ご連絡は http://sciencebook.blog110.fc2.com/ もしくは https://twitter.com/endBooks/

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    tikani_nemuru_M 2011/04/10
    あー、これ第一巻しか眺めてない。ざっと読まないとなー。
  • kousyoublog.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2011/04/04
    よくまとまっていると思う。緊急時に利他性が発動する生き物だからニンゲンは生き残ってきたのだと思う。「依らしむべし、知らしむべからず」という権力者のライフハックが「エリートパニック」の原因なんだろうな。
  • 読書メモ:アメリカのゲイたち - 情報の海の漂流者

    丁寧にインタビューを行い、まとめた。 僕は年間400〜500冊のペースでを読んでいるのだが、ここ半年読んだの中で一番すげーなと思ったのがこの。 1998年のなので内容は少し古くなっているが、読んでおく価値はあるだろう。 どうすごいのかというと、性的マイノリティの話に興味がある人が「はじめに読む一冊」として非常に優れている。 挫折するほど難しくなく、専門用語はちゃんと解説してあり、感情移入しやすい形式で書かれており、一つ一つの話が短い。 専門用語には分かりやすい解説がついていること 例:p1-2 ゲイということばがいつ同性愛者を表すようになったのか、その起源には諸説があるが、一九二〇年代に『バラエティ』誌が使用したのが最初とされる。当時の同性愛の男性は「女性的」なタイプが目立ったせいか、身なりや言動の派手派手しさを、ゲイと評し、定着したとの説。(ゲイにはもともと、楽しそうな、陽気な

    読書メモ:アメリカのゲイたち - 情報の海の漂流者
    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2011/03/09
    面白そうだな。/「プレイの中止を求める暗号をあらかじめ決めておく」のは基本だぞ。外国語の「止めろ」を意味するコトバを中止の符号にするのが実用的。
  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2011/02/11
    この辞典ほしい。日本語では助詞とセットで英語のコロケーションに相当するってのはソノトオリと思う。
  • 井筒俊彦『神秘哲学』を読む #1 - sekibang 1.0

    神秘哲学―ギリシアの部posted with amazlet at 10.12.30井筒 俊彦 慶應義塾大学出版会 売り上げランキング: 130301 Amazon.co.jp で詳細を見る 慶應義塾大学出版会よりようやく井筒俊彦の『神秘哲学 ギリシアの部』が復刊されました! ホントはたしか今年の7月に刊行される予定だったんですよね。約半年遅れのリリースの裏側には何があったか分かりませんが、年内に手に入って嬉しい。早速読み始めました……が、これはなかなか手ごわいでして、ちょっと読みにくいところがあります。何しろ、最初に出版されたのは1949年ですから約半世紀前の格調高い日語となっており、新かな遣いが採用され、漢字も新字体となっていながらも、おそらくフォントが存在する漢字についてはママとなっていて、見たことがない漢字がちょいちょい出てくる。内容はやはり『意識と質』を書いた大先生の仕事

    井筒俊彦『神秘哲学』を読む #1 - sekibang 1.0
  • 『〈働く〉ときの完全装備-15歳から学ぶ労働者の権利』: EU労働法政策雑記帳

    橋口昌治・肥下彰男・伊田広行さんによる高校向け労働法教材『<働く>ときの完全装備-15歳から学ぶ労働者の権利』(解放出版社)をお送りいただきました。ブログでも橋口さんと伊田さんについてはいろいろやりとりがあり、その際に書の出版についても語られていましたので、ご記憶の方も多いでしょう。 宣伝文句は: >店長に「来なくていい」と言われたら、どうすればいいの? 労働基準監督署に行くときに注意した方がいいことって何? 失業や妊娠で働けなくなったときに生活を支える方法は? 働いている人も実はほとんど知らない実践的な基礎知識を、 工夫された教材でわかりやすく学べます。 例えば、社長さんの間違った発言に対し、 正しい労働法カードを選んで反論できるでしょうか? また掲載された12編のロールプレイ教材では、 店長への反論や団体交渉、労基署の申告などを体験します。 教師用解説も充実しているので、 労働法の

    『〈働く〉ときの完全装備-15歳から学ぶ労働者の権利』: EU労働法政策雑記帳
    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2010/09/10
    こういうのをどんどん中高生に読ませたいなあ。
  • Wi-fi研究所

    GMOとくとくBBのキャッシュバックを受け取れなかった…」 「キャッシュバックの手続きがわかりにくかった…」 GMOとくとくBBでWiMAXを契約するとそういった声が多く聞こえます。 それでも、 […]

    Wi-fi研究所
  • ダン・ガードナー『リスクにあなたは騙される―「恐怖」を操る論理』

    我々が恐れなければならない唯一のものは、恐怖そのものである。 (フランクリン・ルーズベルト) ルーズベルト大統領はともかく、この言葉は好きだったのに、しばらく積んでたのを後悔。これは素晴らしい。超いい。 『詐欺とペテンの大百科』 『表現の自由を脅すもの』 と並んで、一家に一冊配布を義務づけたいレベル。 進化心理学 メディアリテラシー 科学リテラシー 社会問題リテラシー いずれの視点から見ても最高クラス。それぞれ同等以上の内容をもつはもちろんあるけど、一冊に濃縮した感じ。その割に価格も低めでコストパフォーマンスも最高。 例の『The Cove』見に行く人は、これ読んでからにしてほしいかも。 参考リンク H-Yamaguchi.net: リスクにあなたは騙される:「恐怖」を操る論理 404 Blog Not Found:恐れのみを恐れよ – 書評 – リスクにあなたは騙される リスク

    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2010/06/29
    危機をあおるプロパガンダについて。必読とのこと。
  • 食の安全と環境−「気分のエコ」にはだまされない - NATROMのブログ

    の安全と環境−「気分のエコ」にはだまされない(シリーズ 地球と人間の環境を考える11) 松永和紀の新刊。ちなみに、和紀は、「かずのり」ではなく、「わき」と読む。書のサブタイトルは『「気分のエコ」にはだまされない』。「気分のエコ」については、具体例を出すのがいいだろう。地産地消、つまり地域で取れた品をその地域で消費することは「エコ」であると、一般的には考えれられている。確かに、遠くの外国から輸入するのと比較して、地産地消では品を輸送するための燃料は少なくて済みそうだ。しかし、以下に引用する事例は、まったく「エコ」にはなっていない。 たとえば、ある中国地方の団体が、地産地消活動の一環として、地元産のコメをレトルトパックのご飯にして売ることにした。だが、ご飯のレトルトパックは地元産業では作れないため、関東地方の企業にわざわざ地元のコメを持ってゆき加工したそうだ。「地産地消」の名目で、コ

    食の安全と環境−「気分のエコ」にはだまされない - NATROMのブログ
    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2010/06/26
    丁寧なよい本だったよ。読みましょう。地産地消は郷土の経済政策として支持しているけどね。
  • 人間の建設 - 情報考学 Passion For The Future

    ・人間の建設 小林秀雄と日数学史上最大の数学者といわれる岡潔の対談集。 薄いだが内容はものすごく濃い。 対話から、どれだけ深くを読み取れるか、読者の力が試される高度に知的な雑談。 最初にあいさつの意味もあるのだろうが、岡は小林の批評文に対して、詩人の作品のようだとこんなふうに褒めている。 「岡 勘というから、どうでもよいと思うのです。勘は知力ですからね。それが働かないと、一切がはじまらぬ。それを表現なさるために苦労されるのでしょう。勘でさぐりあてたものを主観のなかで書いていくうちに、内容が流れる。それだけが文章であるはずなんです。」 名文の質をさらっとこの数学者は言い当てている気がする。さらに理系数学者らしからぬ発言を連発して、小林の文系の領域の知との化学反応を仕掛けていく。 「岡 数学の体系に矛盾がないというためには、まず知的に矛盾がないということを証明し、しかしそれだけでは足りな

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    tikani_nemuru_M 2010/05/21
    「考えてみれば、矛盾がないというのは感情の満足ですね(岡)」そそ。感情は合理的な機能です。
  • [科学に佇む心と身体] - FC2 BLOG パスワード認証

    管理人からのメッセージ 某A社との契約を切られた関係で、大幅な更改を行わねば公開できない状態に陥った ため閉止しました。 ご連絡は http://sciencebook.blog110.fc2.com/ もしくは https://twitter.com/endBooks/

  • 生物界もビジネス界も『強い者は生き残れない』 ~人類は「第6の大量絶滅」を防げるか?:日経ビジネスオンライン

    理系オンチを自認する私がなぜ生態数理学という、いかにも難しそうな学問を研究している人のを手に取ったのか。それは、以前この著者を『爆笑問題のニッポンの教養』というテレビ番組で見て、強く印象に残っていたからだ。放映は2007年の11月だから、もう2年以上も前の話だ。 番組で、著者は研究対象の「素数ゼミ」について身ぶり手ぶりを交え、熱く前のめりに語っていた。太田光に「子供みたい」と突っ込まれていたが、まさに遊びに熱中している少年のような無邪気さをふりまいていた。 素数ゼミ(正式には周期ゼミ)とは北米にのみ生息するセミで、土の中で13年もしくは17年もの長い年月を過ごし、成虫になる。定期的に何十億匹というセミが大量発生し、周囲を騒音の渦に巻き込む。その謎を「素数」をキーに世界で初めて解いたのが著者である。 素数セミの祖先はもともと、毎年発生するごくありきたりのセミだった。だが、新生代の氷河期に入

    生物界もビジネス界も『強い者は生き残れない』 ~人類は「第6の大量絶滅」を防げるか?:日経ビジネスオンライン
    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2010/05/12
    共存は有力な戦略のひとつであることはガチなのだが、「強いものは生き残れない」は戦略を限定しすぎでないの?
  • 立岩「所有」論のラディカリズム - VICTIM OF THE CRIME

    哲学, 読後メモ, 社会学 | 17:16 |  稲葉振一郎と立岩真也の対談「所有と国家のゆくえ」を読み終えた、全体的には「外堀を埋める」という表現の通りで個人的に新しいと思ったのは立岩の「所有」論だけだった。  「もうちょっとテクニカルタームを使えば丸までいけたんじゃないの」と思わないでもないし、対談を通して立岩は立場の違いを明確にした喧々諤々の議論をやりたい様子なのだが、そこは稲葉が堅く避ける、ということの繰り返しのように思われた。 ギャラリーがちょっと違ったのかな。  ただ、そこを明確にしないという曖昧そのものが稲葉の立場なのである、という風に理解しておくべきではないか、とも言えそうなものである。 あるいは、それは稲葉の立場というよりは、ある種の行為規範かもしれない。  立岩は社会学者だが、彼のやっている「所有」論は、これは全き「形而上学」のように思われる。 そのことは人も「これ

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    tikani_nemuru_M 2010/05/11
    「国籍とは無関連な分配を強調しようとする、ある種の方々は、条約や人権などを持ち出すよりも立岩「所有」論にコミットした上で、それを下敷きにしたプラグマティックな市場主義に立脚した方がよほど筋がいい」むー
  • 旅する読書日記 中世哲学への招待

    中世哲学への招待―「ヨーロッパ的思考」のはじまりを知るために (平凡社新書) 平凡社 2000-12 売り上げランキング : 290729 Amazonで詳しく見る by G-Tools  めちゃくちゃ面白かった。題名は『中世哲学』と大きく謳っているが、中身は「このもの性」または「個体性」の概念を切り開いた中世ヨーロッパの哲学者ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスの議論の紹介にかぎられている。しかしここに「ヨーロッパ的思考」のはじまりがあるのだという著者の断定が、ぐいぐい迫力をもって迫ってくる。  個物の個別性の起源をめぐって、トマス・アクィナスはアリストテレス以来の思考を踏襲し、それを質料的なものだという。このとき、個物の質(実体)が形相起源であることには何ら異論はない。これに対して、個物の個別性の起源が質料にあるということには微妙な問題がある。単なる物体とはちがって、「人間のような半分精神

  • 食の安全と環境「気分のエコ」にはだまされない - 松永和紀blog

    新しいが出た。日評論社のシリーズ「地球と人間の環境を考える」の第11巻で、『の安全と環境「気分のエコ」にはだまされない』だ。 農薬や化学肥料、地産地消や有機農業、遺伝子組換えなど多岐にわたる話を書いているが、次の2つの疑問が、大きな柱になっている。 (1)環境を守る料生産というと常に、農薬を減らせ、化学肥料を減らせ、となるが、それは当か? 現在の農薬や化学肥料の真実は? (2)「の安全・安心」と「環境を守る」は両立するように語られるが、それはウソではないか? 過剰な安全・安心こそが、環境負荷を大きくし、エネルギー消費を増大させ、「持続可能な料生産」の大きな妨げとなっているのではないか? 今、環境を守ると称して行われていることは、表面上は効果があっても多くの場合、トレードオフにより別の環境影響が生じている。安全・安心策は、別のリスクを発生させている。そして、安全・安心策が、環境

    食の安全と環境「気分のエコ」にはだまされない - 松永和紀blog
    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2010/04/23
    これは読ませていただく
  • 強い者は生き残れない 環境から考える新しい進化論 - 情報考学 Passion For The Future

    ・強い者は生き残れない 環境から考える新しい進化論 強い者は最後まで生き残れない。他人と共生、協力できる者こそ生き残る。 近代ゲーム理論の大きな2つの成果であるナッシュ均衡と、ジョン・メイナード・スミスらの進化的安定戦略(ESS)。従来理論によれば、人間の利他的な協力行動は、いくつかの場面で生存に少し有利に働くもの、というレベルで理解されてきた。大部分は、利己的に自己の取り分の最大化を図る個体のゲームとして説明されてきた。 しかし、人類文明は、大々的な協力行動の成果であるように思われる。協力は社会の規範ともなっている。現代のゲーム理論には何らかの欠陥があるのではないか?と進化生物学者で「素数ゼミの謎」の著者はにらんだ。 「ゲーム理論の最大の落とし穴は、何よりもその目的がプレイヤーの最大利益を求めることにあるという点に尽きる。人間が社会を作ったそもそもの動機は「存続のための協力」だったが、そ

    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2010/04/20
    D.S.ウィルソン「みんなの進化論」にも似たような記述があった。こういう見解は主流ではないがトンデモともいえなさそう。とはいえ「強いものは生き残れない」は言い過ぎか。閑みて読んでみるか。