熊本県の蒲島郁夫知事は12日、米東部ボストン近郊の名門ハーバード大を同県のゆるキャラ「くまモン」と共に訪れ、「くまモンの政治経済学」をテーマに講演した。また大リーグのワールドシリーズを制覇したボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークで球団マスコット「ウォーリー」と交流した。 教室は日本からの留学生を含む100人以上で満席に。同大で博士号を取った蒲島知事は、くまモンがいかに熊本の知名度向上や人々の幸福に役立っているかを解説した。県に申請すれば誰でも無料でキャラクター使用できるくまモンを織田信長の楽市楽座に例え、「公共財」としての価値や「普遍性」を強調した。くまモンは教室で歌に合わせ「くまモン体操」を踊り、活発な質疑応答が続いた。 同大博士課程で日本史を専攻するハンナ・シェパードさんは「外国人は日本というとまず本州。私は九州大でも学び九州が大好き。くまモンで九州がもっと有名になって
チームプレーは日本の「お家芸」とよく言われる。一人ひとりの力は小さくても、チームとして各自の役割を決め、知恵を出し合い、励まし合って取り組めば、不可能を可能にすることもできる。それこそ組織の力だ。 「日経ビジネス」は10月22日号で「奇跡を起こす すごい組織100」と題した特集をまとめ、企業や団体から復興支援やスポーツ、先端科学研究のチームまで、成果を上げているすごい組織を100事例取り上げた。この特集と連動して、「日経ビジネスオンライン」では5回にわたり、一般にはあまり知られていないすごい組織の実像を紹介する。 3回目は今や全国的な人気を誇る、ゆるキャラ「くまモン」とともに熊本県のPR活動を展開している熊本県くまもとブランド推進課を取り上げる。 「公務員」と言うと、どんなイメージをお持ちだろうか。安定志向が強く、リスクを取ることを好まない。調整重視でスピード感に欠ける。終業時刻になればい
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