セレブになった“地底の33人”…元同僚は全員失業 チリ北部コピアポ郊外のサンホセ鉱山落盤事故で、作業員33人が地下約700メートルから「奇跡の生還」を果たしてから1週間が経過した。作業員の元には世界中のメディアが殺到し、セレブ並みの扱い。一部には取材謝礼として「常軌を逸した」(英国の記者)金額が提示されたとも伝えられる。同鉱山の操業停止に伴い、再就職先探しに追われる元同僚らも複雑な表情を浮かべている。 ▽激変 地下生活の最中に女児が生まれたアリエル・ティコナさん(29)ら作業員4人はスペインのテレビ出演で同国に招かれ、家族らも同行できるという破格の扱いだ。 正妻ではなく、愛人の元に戻ったことで話題をさらったジョニ・バリオスさん(50)には性的不能の医療機関の「顔役」に起用する案が浮上した。 唯一のボリビア人カルロス・ママニさん(24)は同国のモラレス大統領直々に住宅提供と高収入を約