【読売新聞】 地下水で水道を100%賄っている熊本市で、井戸水から発がん性の恐れが指摘される有機フッ素化合物が検出され、住民に不安が広がっている。相談や検査の申し込みは計242件に上り、市の対策チームが調査しているが、範囲や原因は分
有害性が指摘されている化学物質を含む「PFAS」をめぐり、専門家と市民団体が、東京・多摩地域の住民を対象にした血液検査で、平均で、国の調査のおよそ2.4倍の血中濃度が検出されたとする結果を公表しました。 「PFAS」は、人工的につくられた有機フッ素化合物の総称で、このうち、「PFOS」と「PFOA」と呼ばれる2つの物質は、アメリカの研究などで有害性が指摘されています。 沖縄県のアメリカ軍基地周辺の河川や地下水などで国の暫定的な目標値を超える値が相次いで検出されたことを受け、京都大学大学院の原田浩二准教授と市民団体は、アメリカ軍横田基地のある多摩地域の住民650人を対象に血液検査を行い、8日、立川市で開いた記者会見でその結果を公表しました。 それによりますと、検査を受けた650人で検出されたPFOSとPFOAを合わせた平均値は14.6ナノグラムで、これは国がおととし、全国の3地点で行った調査
東京都多摩地域の多数の住民の血液から、欧米の安全基準値をはるかに超えるレベルの有害な化学物質が検出されたと住民団体が30日発表した。 この化学物質はPFAS(ピーファス)と呼ばれる有機フッ素化合物の一群で、がんや免疫力低下、胎児の発育障害など様々な病気との関連性が疑われている。このため、国際条約で製造や取引を禁止する動きが進んでいるほか、欧米政府も独自の規制強化を急いでいる。日本は欧米に比べて対策が大幅に遅れており、住民の健康への影響が懸念される。 多摩地域の多くの住民が飲み水として利用している地下水が、広範囲にわたって高濃度のPFASに汚染されていることは、最近の環境省や東京都などの調査で明らかになっているが、住民への影響を調べるための行政による本格検査は行われていない。 住民側は汚染の実態解明のための大規模な血液検査の実施や原因究明を都などに要望してきた。しかし、聞き入れられなかったた
東京都に眠っていた“20トンの有害物質”…PCB禁止から半世紀、「場所明かさない」を条件に極秘保管現場へ潜入! 社会・政治 投稿日:2022.06.29 06:00FLASH編集部 「掲載時に住所を特定できないよう、外観写真の撮影はご遠慮ください」 担当者に念を押されて向かったのは、都内の倉庫の一室。プラ製の容器の中身は、東京都主税局が厳重に保管している感圧複写紙(感圧紙)だ。 「容器の中身は税関連の申請書などで、約20トンあります。この倉庫には、2004年から収納しています」(担当者) 【関連記事:豊洲の高層マンション有害物質検出で「毒洲」呼ばわりの憂鬱】 事務作業用などで広く普及している感圧紙だが、かつては化学物質「PCB」が使用されていた。写真の容器も、開封は厳禁だ。PCBは、日本では1968年の「カネミ油症事件」を機に、1973年に法律で製造・輸入・使用が禁止されている。 「PCB
西日本にいるが、4月2日から何かがおかしい。おそらく空気。 動物のアレルギーは持っているが、全身に蕁麻疹が出るというのは初めて経験する症状だった。外出してから30分後くらいに、必ずその症状が出ている事に気付いた。それまで何の兆候もなく、4月2日から突然。 加えて、何年も前に直ったはずの気管支炎が再発した。当初は急性の喘息と診断されるくらいひどかった。 喘息用の吸入と気管支炎の薬、蕁麻疹を抑える薬を併せて処方してもらっているが、根本的に直る気配がない。 空を見ても特に煙っているということもなくいつも通りだし、テレビや新聞も特に何も言っていないが、 おそらく、あくまでも見えない形で、日本に到達している例の大気汚染のレベルが少し上がっていると思う。 根拠も何もない。あくまで私個人の体感に過ぎない。 だが西日本ではここ一週間ほど、子供や老人、呼吸器の弱い人などの来院が確実に増えていると思う。
9日、銭江晩報は記事「日本政府、PM2.5対策のため中国政府に技術支援の意向」を掲載した。ある中国人専門家は日本は高度経済成長時代の教訓と経験を新興国に伝えるべきだとコメントしている。写真は1月31日早朝、北京市の天安門広場。 2013年2月9日、銭江晩報は記事「日本政府、PM2.5対策のため中国政府に技術支援の意向」を掲載した。 【その他の写真】 8日、日本の環境省はPM2.5の緊急対策を発表した。日本国内の観測網拡大、健康に与える影響の調査、汚染物質の濃度が基準値を超過した場合の警報などについてだ。また日本政府は中国に対して汚染改善の技術支援を行う意向を示したという。さらに国だけではなく、東京都も北京市に技術協力を提案したと報じられている。 1月以来、中国の中・東部で繰り返し出現する濃霧と大気汚染は日本でも大きな注目を集めている。先日、在北京日本大使館は邦人向けの説明会を開催した。深刻
「茶のしずく石鹸」で小麦アレルギーに…被害者「パン、ラーメン、パスタ…全部食べられなくなった」 1 :名無しさん@涙目です。(宮城県):2011/11/19(土) 13:24:32.56 ID:mXJrDZE80 「なぜ謝罪会見を開かないのですか?」〜『茶のしずく』被害者の慟哭 14日の厚生労働省の報告を受け、テレビや全国紙で『茶のしずく』事件に関連した報道が続いている。 ただ、被害者にとっては、あまり喜べる状況ではないという。それは肝心の悠香が、現在に至っても因果関係を認めず、謝罪をしていないからだ。死に至る可能性もある危険物を世に出してしまったというのに。自主回収を実施したのは、厚労省から注意喚起を受けてから7カ月後だった。しかもその7カ月間、悠香は危険物のCMを公共の電波を使って流し続けた。 そもそもアレルギー症状の根源であるとされる「グルパール19S」は、安全性試験が実施されていな
日本が成し遂げた世界史に残る偉業とは? そう問われ、公害とエネルギー危機という2つの困難を克服したことを挙げられる人が、どれだけいるだろうか。 2つとも現在多くの国々が苦悩し、今後も対応を迫られるであろう難題だ。日本は人口密度が高く、化石資源に恵まれていない。こうした困難に最も脆弱(ぜいじゃく)な国である。その日本が、世界に先駆けてこれらの危機に打ち勝ったことは、人類の進路を示す、誇るべき偉業だと思う。 1950年代から60年代、日本は高度経済成長期にあり、工業地帯の海や空や川が汚れた。工業地帯の環境汚染自体は世界的にみて珍しくないのだが、人口密度の高い日本では、汚染された地域の居住者の多さが不幸を拡大した。水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市ぜんそくの4大公害病が代表例である。住民による被害の告発、国による排出規制、それに上乗せした自治体の規制、さらには製造業の排出削減や下水処理施
ワサビ成分 水銀排出 筑波大実証 2011年1月28日 00:32 カテゴリー:社会 九州 > 熊本 水銀研究者たちが集った国立水俣病総合研究センター主催の国際フォーラム=27日、熊本県水俣市 ワサビに含まれる成分が、メチル水銀を体外に排出させるというマウスによる実験結果が27日、熊本県水俣市で始まった国立水俣病総合研究センター主催の国際フォーラムで発表された。水俣病など深刻な健康被害をもたらしてきた水銀をめぐっては、近年、途上国での汚染拡大が懸念されている。発表した熊谷嘉人・筑波大教授の研究グループは「食生活を見つめ直すことで、水銀被害のリスクを減らすことができるのではないか」としている。 研究グループの日本学術振興会特別研究員、外山喬士(たかし)氏によると、メチル水銀を0・02ミリグラム投与したマウスと、同量のメチル水銀に加え「イソチオシアネート系化合物」を0・2ミリグラム投与した
カドミウムに汚染された水田の水に塩化鉄を混ぜて土中のカドミウムを洗い出し、収穫するコメのカドミウム濃度を3割以下に下げる技術を、独立行政法人農業環境技術研究所(茨城県つくば市)と「太平洋セメント」(本社・東京都港区)が共同で開発し、19日発表した。改正食品衛生法が来年2月に施行されるのに伴い、コメのカドミウム含有基準が厳しくなり、政府による買い上げ補償も廃止される。研究チームは「汚染された水田の浄化に役立つ」としている。 同研究所の牧野知之主任研究員らは06~07年、カドミウム濃度が高い水田に塩化鉄を1アールあたり約100キロ投入。まる1日置いて水中にカドミウムが溶け出した後、その水を抜いた。その後、塩化鉄を入れない水だけでの「すすぎ洗い」も2日間実施した。 こうした処理を済ませた水田で収穫したコメのカドミウム濃度は約0.2ppmと、新しい基準値(0.4ppm)以下だった。同程度の汚染を受
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く