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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (152)

  • ヒトの死体の骨を食べるシカ、はじめて観察

    ほぼ骨だけになったヒトの死体をべていたところ、こちらに気づいて肋骨をくわえたまま顔を上げたオジロジカ。(PHOTOGRAPH COURTESY LAUREN A. MECKEL/ACADEMIA) 野外でヒトの死体がどのように腐敗していくのかを研究していた法医学者が意外な光景に出くわした。人骨をかじるオジロジカ(Odocoileus virginianu)だ。(参考記事:「動物大図鑑 オジロジカ」) 腐敗の過程を研究する施設は「死体農場」と呼ばれ、どんな動物が死体に群がってくるのかも研究対象になっている。(参考記事:「真犯人を追う 科学捜査」) よく見かけるのは、キツネ、ヒメコンドル、アライグマなど。米テキサス州サンマルコスにある法医人類学研究所では、他にも死体をべにやってくる動物がいるかどうかを観察するため、カメラを仕掛けた。すると、予期していた通り興味深い発見があった。(参考記事:

    ヒトの死体の骨を食べるシカ、はじめて観察
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    timetrain 2017/05/11
    牛に肉骨粉を食べさせていたくらいだから、偶蹄目(反芻亜目)が肉を食べてもそれほど驚かなかった
  • 【動画】雲に11の「新種」を追加、国際雲図帳

    人工衛星が地球を最初に撮影し始めたとき、上空から大きなスケールでとらえたその画像は、我々の大気に対する認識に革命を起こした。そして今、スマートフォンなどのパーソナルテクノロジーの登場が、見上げた空について新たな見地をもたらそうとしている。(参考記事:「宇宙から見た地球と雲の最新鮮明画像9点」) そうしたパーソナルテクノロジーの普及をきっかけとして、世界気象機関(WMO)が雲の分類の国際基準である「国際雲図帳」に、新たに11の分類をラテン語で加えることになったのだ。 異常気象の接近を告げる乳房雲。米アイダホ州ホースシューベンド付近。(PHOTOGRAPH BY DAVID R. FRAZIER PHOTOLIBRARY, ALAMY)

    【動画】雲に11の「新種」を追加、国際雲図帳
  • 黒いサーバルの撮影に成功、小型野生ネコ、ケニア

    野生の黒いサーバル。性別を含め詳細は不明だ。2017年2月18日にケニアで撮影。(PHOTOGRAPH BY SERGIO PITAMITZ) カメラマンのセルジオ・ピタミッツ氏が真っ黒なサーバルを目撃したのは、まったくの偶然だった。 2月18日、ケニアのツァボ・ウエスト国立公園の近くにある民間の動物保護区「ルアレニ・キャンプ」で写真撮影ツアーを引率していたピタミッツ氏は、草原の中で黒い点が動くのを見て車を止めた。 2、3分ほど待った頃、真っ黒なサーバルが姿を現し、唖然とする彼らの目の前を悠然と歩いて茂みの中に消えていった。サーバルは、ふつうはチーターに似た模様をもつ小型の野生ネコだ。(参考:ふつうのサーバルの写真)

    黒いサーバルの撮影に成功、小型野生ネコ、ケニア
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    timetrain 2017/03/26
    今まで知ろうとしていなかったな……反省
  • ニュージーランドは第8の大陸、研究者が提唱

    ニュージーランドの衛星写真。(PHOTOGRAPH BY PLANET OBSERVER, UNIVERSAL IMAGES GROUP VIA GETTY IMAGES) 世界に7つとされてきた「大陸」に、新たに8番目が加わるかもしれない(現状を6大陸とする考え方もある)。 オーストラリアの東に位置する「ジーランディア(Zealandia)」と呼ばれる陸塊を「大陸」と定義することを提案する論文が、学術サイト『GSA Today』に発表された。「自然科学では、大きくて明らかなものが見過ごされることがある。『ジーランディア』はその好例だ」と、論文は述べている。 ジーランディアは面積約490万平方キロメートルと、インド亜大陸よりも大きい。全体の94%が水中にあり、ニュージーランドとニューカレドニアだけが海面より上に突き出している。最高峰はニュージーランドのアオラキ山(クック山)だ。(参考記事:

    ニュージーランドは第8の大陸、研究者が提唱
  • ありえない「アマゾン礁」の写真を初公開

    グリーンピースの船「マイ・エスペランサ」に搭載された潜水艇が撮影した「アマゾン礁」の写真。(PHOTOGRAPH BY GREENPEACE) 2016年、南米アマゾン川の河口付近で、サンゴを含む色鮮やかな生物礁が発見された。今回、その写真が環境保護団体グリーンピースによって初めて公開された。英紙「ガーディアン」によると、グリーンピースの船に搭載された潜水艇が撮影したものだ。(参考記事:「アマゾン河口の海で驚くべき礁を発見」) 礁があるという噂をもとに調査を行い、科学者たちは2012年にこの礁を発見し、2016年4月に論文を発表した。アマゾン川河口のような濁った海に礁が存在することに彼らは驚愕した。(参考記事:「46カ国でサンゴ礁の大調査、意外な傾向が判明」) 写真を撮影した潜水艇を搭載したグリーンピースの船は、現在ブラジルのアマパ州、アマゾン川の河口付近にいる。グリーンピースは、すでに「

    ありえない「アマゾン礁」の写真を初公開
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    timetrain 2017/02/02
    河口付近にしてはよくこんな澄んだ写真が撮れるな。海底付近だとこうなるのか。そしてグリーンピースがまともに仕事していてちょっと驚いた
  • 【動画】衝撃、チンパンジーが元ボスを殺し共食い

    それはあまりに凄惨な光景だった。ボスとして群れを率いていたチンパンジーが、かつての仲間たちに襲われて、体の一部をいちぎられ、殺されたのだ。 チンパンジーの争いが時に殺し合いに発展することは、研究者の間では認識されていた。10年以上調査されているチンパンジーの生息地ではすべて、死に至る争いが報告されている。しかし、同じ群れの中での殺し合いは極めて珍しい。(参考記事:「人は人をべたのか、4つの事例を読み解く」) この事件は、1月27日付の霊長類学専門誌『International Journal of Primatology』で発表された。元ボスが殺された後の現場の様子を撮影した動画もある。チンパンジーが同じ群れの仲間を殺したという記録は、これを含めてわずか9例しかない。 「とても見ていられませんでした」と、報告書を共同執筆した米アイオワ州立大学の人類学者ジル・プルエッツ氏は語る。「その後

    【動画】衝撃、チンパンジーが元ボスを殺し共食い
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    timetrain 2017/02/02
    さすがにここまで人間に近い生物なのであまり客観的に見ることができない。研究者たちも観察という領域を踏み越えてしまっている気がする。無理もないが
  • 第2回 伝説の大洪水と巨人、竜は実在したか

    世界各地の神話や言い伝えには、共通するテーマがある。西洋と東洋、あるいは新大陸のように遠く離れた所であっても、竜や大蛇と戦う勇者の話、人をう巨人の話などが伝えられている。人間が観念的に生み出した想像上の怪物が、偶然、世界各地で同じように描かれたのだろうか。それとも遠い過去の人類には何か共通の体験があって、それがおぼろげな記憶とともに各民族に伝承されてきたのだろうか。 古代ギリシャのかめに描かれた絵。ユリシーズと仲間が、巨人ポリュペモスの一つしかない眼をえぐっている。(Ulysses and his companions gouging out the eye of the Cyclops Polyphemus,illustration from an antique Greek vase, 1887 (color litho), French School(19th century)/B

    第2回 伝説の大洪水と巨人、竜は実在したか
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    timetrain 2016/12/07
    ムーかと思ったらナショナルジオグラフィックだった
  • 【動画】クジラが集団大移動するレア映像を撮影

    2016年12月2日にドローンを使って撮影した。ザトウクジラは通常、2~3頭からなる小さな集団で泳ぐが、この動画には、南アフリカのケープタウン沖を移動するとても大きな群れが写っている。動画を撮影したアントン・シュッテ氏によると、彼がこの群れを目撃したのは撮影を初めてから数日後だという。 ザトウクジラが集団で移動する様子をとらえた珍しい映像が、南アフリカ沖で撮影された。出産と子育てに適したオーストラリアの暖かい海を目指している。 ザトウクジラは、一時は絶滅の危機にあったものの、近年は数を増やしている。夏の間、南極や北極に近い冷たい海でオキアミをべ、冬になると「ポッド」と呼ばれる小規模の群れで、天敵の少ない暖かい海へと移動する。こうした移動や出産・子育ての時期になると、ザトウクジラは一切餌を摂らず、体に貯め込んだ脂肪を消費して過ごす。(参考記事:「【動画】ザトウクジラが桟橋前で大口開け事」

    【動画】クジラが集団大移動するレア映像を撮影
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    timetrain 2016/12/07
    二頁目からの写真もものすごい
  • 【動画】奇虫!サンヨウベニボタルの驚くべき生態

    【動画】マーク・ウォン氏は、シンガポールのジャングルを歩いている最中、奇妙な昆虫を発見した。謎に包まれた甲虫、サンヨウベニボタルだ。(解説は英語です) マーク・ウォン氏がシンガポールのジャングルの中を、アリを探しながら歩いていたときのことだ。丸太をごろりと転がすと、まるでジュラシックパークの世界からはい出てきたような生物が目に留まった。 「最初はキノコかと思いましたが、じきにゆっくりと動き出したのです」。米ナショナル ジオグラフィック協会からヤング・エクスプローラーとして助成を受けているウォン氏はそう語る。 それはサンヨウベニボタルという名の、先史時代の生物によく似た奇妙な昆虫だった。学者たちは200年近くにわたり、この虫の正体に頭を悩ませてきた。 先史時代の三葉虫によく似たサンヨウベニボタル。だが、誕生したのは4700万年前、三葉虫の絶滅から2億年後のことだ。(PHOTOGRAPH BY

    【動画】奇虫!サンヨウベニボタルの驚くべき生態
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    timetrain 2016/11/08
    オスとメスが違いすぎる生物を見ていると、生物の種類を分ける区分ってなんだろうって時々悩む
  • 沈没船41隻を発見、驚異の保存状態、黒海

    黒海の水深300メートル地点で見つかったオスマン帝国の沈没船。ある調査船が発見した41隻の沈没船の1つだ。(PHOTOGRAPH BY RODRIGO PACHECO-RUIZ, COURTESY EEF, BLACK SEA MAP) 先史時代の人々が海面上昇にどう対応したかを探るため、船員と科学者の国際チームが黒海で調査を行っていたところ、予想外のものを発見した。9~19世紀の千年間に沈んだ、極めて保存状態の良い41隻の沈没船だ。(参考記事:「沈没船から17世紀の王家のドレス見つかる」) チームは約1万2000年前に起きた黒海の拡大について調べるため、ソナーと遠隔操作無人潜水機(ROV)で海底地形図を作成していた。沈没船が状態を維持できたのも、実はこの拡大のおかげだった。 英サウサンプトン大学海洋考古学センターの所長で、今回の研究を率いるジョン・アダムス氏は「約1万2000年前に最後の

    沈没船41隻を発見、驚異の保存状態、黒海
  • 約400歳のサメが見つかる、脊椎動物で最も長寿

    別の調査のため、タグ(標識)を打たれてからリリースされたニシオンデンザメ(Somniosus microcephalus)。グリーンランドのウマナック・フィヨルドで撮影。(photograph by Julius Nielsen) 北大西洋に生息する大型のサメ、ニシオンデンザメが400年近く生きることがわかり、デンマーク、コペンハーゲン大学の博士研究員であるユリウス・ニールセン氏らが科学誌「サイエンス」に発表した。 ニシオンデンザメ(Somniosus microcephalus)は体長5~6メートルにも成長する一方で、1年に成長するのは約1センチと遅い。そのため長寿であると推測されていたが、軟骨しかもたないサメには石灰化する骨などの組織がないため、従来の方法では簡単に分析できず、その年齢や寿命は謎に包まれていた。(参考記事:「【動画】超貴重!巨大深海ザメの撮影に成功」) 今回、ニールセン

    約400歳のサメが見つかる、脊椎動物で最も長寿
  • ブルドッグが危機、遺伝的に似すぎ

    イングリッシュ・ブルドッグは、世界的にきわめて人気が高い。だが、つぶれた顔、ずんぐりした体、だぶついた皮膚といった人間を虜にする特徴が、さまざまな健康問題をもたらしている。(Photograph by Nick Norman, National Geographic) 力強さや頑強さを象徴するイヌだったブルドッグ。だが、100年以上にわたる選択的交配が、このイヌをひ弱にしてしまった。 実は今、ブルドッグたちは呼吸や骨格、皮膚の障害をかかえている。しかも、多くの個体が自然に交尾したり出産したりできない。幼いうちに呼吸障害を起こすと、5歳以上まで生きられない可能性が高い。 7月末、ブルドッグの遺伝子を初めて完全に解析した研究の結果が、オンラインジャーナル「Canine Genetics and Epidemiology(イヌの遺伝と疫学)」に発表された。この研究により、ブルドッグの遺伝的多様性

    ブルドッグが危機、遺伝的に似すぎ
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    timetrain 2016/08/04
    元々それに特化して選択していった結果とはいえ、まともに産道を通れないとは驚いた。もはや自然の生物ではなくしてしまったのか
  • 単眼も複眼ももつ“目の工場”ケヤリムシの謎

    カリブ海にすむケヤリムシ、ビスピラ・メラノスティグマ(Bispira melanostigma)。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL BOK) ケヤリムシは、動物というより羽根ぼうきに見える。海で泳いでいるとき、羽根のような触手の束が岩から生えていたら、それがケヤリムシだ。触手は口の周りから伸び、周囲の水中に含まれる微小な餌をこし取る。すぐそばまで近付くと触手はすぐに縮こまり、棲管(せいかん)と呼ばれる巣に引っ込んでしまう。この中に、ミミズのような細長い体が隠れている。 このようにすばやく反応できるのは、触手に目があるからだ。彼らケヤリムシは、不審者の接近を目の付いた口で監視できる「生ける羽根ぼうき」といえる。 最も単純な動物の目は、濃い色素のある光検出器からなる。この目で、持ち主はいわば「1画素」で世界を感じる。正確な像とは言えないが、光や影の方向を知るには十分だ。このように単

    単眼も複眼ももつ“目の工場”ケヤリムシの謎
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    timetrain 2016/08/02
    え、動かないのこれ……?
  • ニュージーランド、2050年までに外来種を根絶へ | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    ニュージーランド政府は、絶滅寸前に追い込まれた飛べないオウム、カカポなどの固有種を守るため、外来の捕動物を一掃するという大胆な計画を発表した。(PHOTOGRAPH BY TUI DE ROY, MINDEN PICTURES) ニュージーランドは、ネズミ、オコジョ、ポッサムといった外来の動物たちを2050年までに根絶するという、史上初となる大胆な計画を発表した。同国に固有の動植物を襲う厄介者を追い払うことが目的だ。 「ニュージーランドに固有の動植物は、我々の国民としてのアイデンティティの中核をなすものです」。先日発表された声明の中で、同国のマギー・バリー環境保全相はそう述べている。「彼らは数百万年の間、哺乳類のいない世界で進化をしてきました。その結果、外部から持ち込まれた捕者に対して極めて脆弱です。外来種は毎年およそ2500万羽にのぼる我が国自生の鳥を殺しています」 ニュージーランド

    ニュージーランド、2050年までに外来種を根絶へ | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
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    timetrain 2016/07/28
    大変だな。特に、羊とホモサピエンスが。
  • 宿主を性転換させる寄生バクテリア

    寄生バクテリアの一種、ボルバキアに感染したハチの卵。染色により感染の様子が観察できる。 Photograph courtesy Merijn Salverda and Richard Stouthamer via NSF 急速にその数を増やしている寄生バクテリアがいる。このバクテリアは、宿主を性転換させて単為生殖化を引き起こすだけでなく、宿主を“気味の悪い怪物”に変身させてしまう。このような大惨事ともいえる生殖異常を引き起こす仕組みが最新の研究で解明された。その方法とは、免疫系を停止させることだという。 キョウソヤドリコバチをはじめとする寄生ハチ3種のゲノムを初めて解読した研究者チームによると、バクテリアの一種であるボルバキアはハチの遺伝子を操作し、バクテリアの侵入に対して警報を発するタンパク質を抑え込んでしまうという。その結果、バクテリアに対する防御機構が機能せず、ボルバキアは悪事を働く

    宿主を性転換させる寄生バクテリア
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    timetrain 2016/07/09
    なんで変な浪漫と化しているんだろう
  • 第3回 共食いも胎盤も! サメは「繁殖様式のデパート」

    「ちょっと異例なほど、うちはサメの研究者が多いんです。動物研究室にも、5人くらいサメに関わっている研究者がいますし、それと水族館の側にも研究者がいて、衛星タグを使ってジンベエザメを追いかけるような研究をやっています。我々の方は、ホルモンを調べたり、組織を調べたり、ですね。まあ、サメの生物体から生態まで、網羅するような研究室って、世界的にもあまりないです」 外から見ると水族館にくっついてる研究施設のように見えつつ、その実、独立した研究機関であり、サメ研究では世界をリードしている。中心的なテーマは、サメの繁殖生理。4億年前には地球上に存在していたというサメが、どのような繁殖の仕方を開発してきたのか、その多様性を佐藤さんは、「繁殖様式のデパート」と呼んだ。 「すべてとは言いませんが、あらゆる子どもの産み方がサメっていうグループの中には見られるんですね。こんな生物群は多分ほかにないと思いますね。や

    第3回 共食いも胎盤も! サメは「繁殖様式のデパート」
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    timetrain 2016/07/06
    もうこれ魚類とは別の何かと違いますのん
  • 日本発「人工流れ星」計画、実現への道のりは

    そう遠くない将来、夜空に人工の流れ星を楽しめるかもしれない。 自然の流星群は、彗星が通った後に残されたちりの中を地球が通るときに起こる。宇宙に漂うちりは地球の大気圏に高速で突入する際に燃え上がり、明るい光の尾を作り出す。(参考記事:「古代の哺乳類絶滅は流星群が原因?」) それを人の手で思い通りに作り出そうとしているのが日のベンチャー企業、ALE(エール)だ。計画では、人為的に流星群を作れる人工衛星を今後2年以内に打ち上げ、軌道に乗せる。衛星は地上500キロの高さを周回し、ビー玉ほどの大きさの金属の球体を高層大気に向かって放出する。 粒子は時速約2万8千キロで空を疾走し、明るく輝きながら燃焼。それにより、色とりどりの軌跡を夜空に描くことができる。ちょうど、光の筋が何も放たれる筒型花火のようなものだ。 ALEの広報担当者によれば、同社が使う予定の粒子は自然の流星群の元になるちりよりも概して

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    timetrain 2016/06/17
    妖星乱舞。
  • ペニスでメスの首刺すネジレバネ、壮絶な繁殖行動

    ハチの腹部に寄生しているメスに生殖器を挿入しようとするネジレバネのオス。(PHOTOGRAPH BY HANS POHL, FRIEDRICH SCHILLER UNIVERSITY) ある種の動物にとって、セックスは愛というより戦闘行為であるようだ。 ミミズ、クモ、カタツムリ、ナンキンムシなど多くの動物では、オスがメスの体にペニスを突き刺し、体内に直接精子を注入する「外傷性受精(traumatic insemination)」を行うことが知られている。(参考記事:「メスしかいないサラマンダー、驚きの利点判明」) 今回、同じ方法を行う動物が新たに1種加わったことが、科学誌『サイエンティフィック・リポーツ』で発表された。ネジレバネ亜目の寄生昆虫 Stylops ovinae だ。(参考記事:「寄生昆虫、琥珀の中の古代生物」) ドイツ、フリードリヒ・シラー大学イェーナのハンス・ポール氏らは、高

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    timetrain 2016/05/23
    世界は広いなあ……(白目/生命の価値とは人間の基準では判断しきれないと思った。怖い
  • アマゾン河口の海で驚くべき礁を発見

    南米アマゾン川の河口域で大規模な生物礁が発見された。写真の海綿動物を含め、そこは珍しい生き物の宝庫だった。(PHOTOGRAPH BY RODRIGO MOURA) 南米ブラジル、アマゾン川の河口近くの海にサンゴを含む広大な生物由来の礁が見つかり、2016年4月22日付け科学誌「サイエンス」に論文が発表された。生物礁はサンゴをはじめ石灰質をもつ生物がつくる構造。従来ありえないと考えられていた海域での発見は、礁の常識を大きく塗り替えることになりそうだ。(参考記事:「グレート・バリア・リーフの93%でサンゴ礁白化」) 40年前の論文に記された「幻の礁」 海洋学者のパトリシア・イェガー氏は、アマゾン河口の濁った水を採取した後、研究船を沖合の大陸棚へ向けた。同乗するブラジル人研究者ロドリゴ・モウラ氏は、「幻の礁」を追いかけていた。モウラ氏が持ち込んだ1977年の研究論文には、手描きの地図があり、こ

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    timetrain 2016/04/27
    多様性が確保できるところには生物がいるんだなあ
  • 米オクラホマ州で人為的な地震が増加

    米地質調査所による最新の地震危険度マップによると、オクラホマ州の危険度が急上昇しており(上右図、赤くなったところ)、カリフォルニア州南部(上左図)とほぼ同レベルになっている。(ILLUSTRATION BY USGS) 2016年3月28日、米地質調査所(USGS)は、米国中部および東部の最新の地震危険度予測マップを発表した。注目したいのは、今回初めて人為的な要因による誘発地震の予測が含められたことだろう。予測では、今後1年間に、オクラホマ、カンザス、コロラド、ニューメキシコ、テキサス、アーカンソーの各州で暮らす700万人が誘発地震のリスクにさらされるという。 特に危険度が高いのは、オクラホマ州の中央北部からカンザス州南部の一部にかけての一帯だ。建物にひびが入ったり、場合によっては倒壊したりする規模の誘発地震が起こる確率は、年間5~12%とされている。これは、地震が多いことで知られるカリフ

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    timetrain 2016/03/31
    本筋から外れるけど、人間が地震を起こせるようになってしまった、というのは兵器という視点から不幸なことだと思う