幻を現実にかえた神戸アノマリー先日ローンチされた『モンスターハンターNow』や根強い人気の『ポケモンGO』が話題になるたび、“俺が先”とプレイヤーが凸りだすNianticの位置情報ゲームを支える基盤たる『Ingress』にて、2023年9月16日(土)に神戸を舞台としたバトルイベント・アノマリーが開催された。 世界各地でふたつの陣営がスコアを競い、その総数に応じてゲーム内のストーリーが動く大規模リアルイベントの集大成。 国内外から各陣営のエージェントが集い、激しい戦いがくり広げられた。
マキナの存在ってまさかの!?2023年9月16日(土)、Nianticの位置情報ゲーム『Ingress』を代表する大型リアルイベント・アノマリーが神戸で開催された。 これに合わせて現地を訪問していたNianticのCEOジョン・ハンケ氏、『Ingress』のプロデューサーであるブライアン・ローズ氏、プロダクト責任者に就任した川島優志氏に今後の展開についてフリーライターの深津庵がいろいろ聞いてきた。 いくつかのプロジェクトが中断・終了する中で継続が決まった『Ingress』とはNianticにとってどんな存在なのか。 ジョンは杖をつくまで続ける?――これまでの10年、そして今後の『Ingress』をどう考えていますか? ジョン・ハンケ(以下、ジョン)10年前の石巻から今回の神戸まで、この現実世界で位置情報ゲームというものがどう変化してきたのかを私は興味深く見てきました。『ポケモンGO』や『ピ
困惑する2転3転した現場の対応2022年6月25日(土)、位置情報ゲーム『ピクミン ブルーム』国内では初のリアルコミュニティ・ディが明治神宮外苑“にこにこパーク”とその周辺で開催。 雨天時にのみ出現するデコピクミンが狙えるのはもちろん、オリジナルのグッズを配布するなど、ファンにとってはまたとない1日になるはずだったのだが、現場は最悪の事態を招いてしまう。 プレイログ165回目の今回は、起こるべくして起こってしまった混乱と対応の振り返りを前半で。後半では現場に立ち会った1プレイヤーの目線で再発防止策を考えていく。 見込みの甘さと曖昧なアナウンス当日、筆者が最寄りの信濃町駅に到着したのが朝7時。 そのまま会場だった“にこにこパーク”に向かってみるとすでに待機列ができ始めていた。 その後、別件で現場を離れ8時半に戻ってきたときには信濃町駅方面に向かって行列が伸びていたという状況だ。 筆者からすれ
忘れかけていた攻防戦の再開へ2022年5月21日、位置情報ゲーム『Ingress』にて、ふたつの陣営が戦う通称”アノマリー”という公式のリアルイベントが世界各地で開催された。 コロナ禍の影響で長らく中止されてきたアノマリーが、今年からバトルビーコンというゲーム内アイテムを介して徐々に再開。 誰もが最寄りのエリアから参戦できる新たな形式のもと、1年(3ヵ月ごとにシリーズが変更)に渡る長期戦が続いている。 数年ぶりの玉転がしを味わいたいコロナ禍に対処すべく実装されたバトルビーコンは、設置したポータルをふたつの陣営が奪い合うラウンド制の対戦装置のようなもの。 得点や最終的な勝敗がひと目でわかる仕組みと、遠征せず身近なポータルを介して参加できる手軽さは、まさに次世代のアノマリーを前提とした優れたアイテムだ。 そこに加えて今回、シャードと呼ばれる『Ingress』を代表する攻防戦が数年ぶりに静岡で実
当たり前の日常が激変した男の備忘録Nianticが開発提供する位置情報アプリ『Ingress』のAndroid版が2013年、iOS版は1年遅れの2014年に正式サービスを開始。 文化的、芸術的、宗教的に重要な場所をプレイヤーであるエージェントたちが発見。申請したものがポータルと呼ばれるゲームの要を生み、そのデータが『ポケモンGO』のポケストップやジム、『ハリー・ポッター:魔法同盟』の砦などに活かされ、いまなおNianticにおける重要な役割を果たしている。 そうして迎えた2020年3月26日現在、位置情報を使ってプレイする3タイトルは世界に拡散する新型コロナウイルスの影響で活動自粛を余儀なくされている。 そこで、本記事ではiOS版のリリースに合わせてエージェントになったフリーライターの深津庵がこれまでの6年間を前中後3本の記事で振り返り、いま改めて感じる位置情報ゲームの存在意義と地域の魅
8キロ歩いてVRアイテムを収集しようNianticが開発運営する位置情報ゲーム『Ingress』の新アイテム“キネティックカプセル”が、エージェント発案“非公式オンラインかるた大会”の中でサプライズ発表された。 本記事では話題のキネティックカプセルをフリーライターの深津庵が実際に体験。その手応えと各種仕様をリポートする。 どうやってベリーレアアイテムを作成するのか、8キロ歩いて感じた素直な手応えを世界最速でお届けします。 カプセルに設定された4つのレシピキネティックカプセルはインベントリ内、カプセル類が並ぶ配列の中で先頭に位置する新アイテム。ショートカットメニューの“カプセル”を選ぶと最初に表示される。 ちなみに、今回実装されたキネティックカプセルのレアリティはコモン。ほかのカプセル同様に名前を変更することもできた。 キネティックカプセルを開くと画面下に4つのレシピが出現。ポータルシールド
引退組に伝えたい魔法同盟の底力Nianticとワーナー・ブラザースゲームズ・サンフランシスコによって開発された位置情報ゲーム『ハリー・ポッター:魔法同盟』(以下、魔法同盟)が2020年7月2日に国内リリース日から数えて1周年を迎えた。 『Ingress』や『ポケモンGO』の流れを汲み、満を持して登場した本作への期待値が大きかったいっぽうで、国内だけを見ればユーザー数は伸び悩む1年だったといっていいだろう。 そこで本記事ではフリーライター深津庵に寄せられた現役プレイヤーたちの1周年コメントのほか、彼らが語る本作の魅力と要望を紹介。 道標となるコミュニティの存在■投稿者名:voygerENL 私の娘は大の『ハリー・ポッター』ファンで、小さいころは「将来、ダニエル・ラドクリフと結婚する!」と宣言していました。 そんなある日、本作のリリースを知った私は「娘といっしょにプレイできる!」と小躍りしたの
1週間がかりで達成した約30キロの都内めぐり位置情報ゲーム『Ingress』に新機能“ドローンネット Mark I”(以下、Mark I)が実装された。 これはスキャナで確認できる範囲のポータルに配備し、対象をハックしてアイテムを入手できるというもの。 再配備、つまり再び移動するには60分のクールダウンが必要であり、条件を満たしていればポータル伝いにどこまでも飛んでいけるようだ。 そうとなれば気になるのは“Mark I”でどこまで行けるのかである。 そこでフリーライターの深津庵は、自宅のある埼玉県南部をスタート地点に、都内をどこまで進行できるのかに挑戦。1週間に渡った挑戦の成果をお届けする。 飛行1日目:都内を目指して南下開始“Mark I”の特徴は1時間に1度移動が可能になり、配備したポータルをハックできるということ。 移動対象は中立を含む両陣営のポータルだが、配備したポータルが攻撃を受
両陣営が協力して挑むチーム競技『Ingress』のスポンサー企業ゴーラックが企画するフィットネスイベントのひとつ“Operation Clear Field”が、2019年3月24日、東京・芝公園を中心に開催された。 本来であれば敵対関係にあるレジスタンス(青)とエンライテンド(緑)のエージェントが共闘して行う通称“OCF”とは何なのか。 当イベントの様子をフリーライターの深津庵がリポートする。 【Ingress記事まとめ】 イベントレポートや取材記事も 両陣営がお題達成を目指し都内スポットを大移動ゴーラックが企画するイベントには重量のある装備品を背負って行う“ステルスオプス”やカジュアル寄りな“プライムチャレンジ”などいくつかの種類があり、段階に応じて難易度が異なる。 今回筆者が参加した“Operation Clear Field”は、その中でもっともカジュアルなものに分類され、地域貢献
ミッションメダルに新たな価値を生み出すAGたち『Ingress』といえばレジスタンスとエンライテンド、ふたつの陣営が日夜陣取りをくり返す戦略性の高い位置情報ゲームだ。 本作には両陣営が奪い合うポータルを指定された通りに巡り、ゲーム内メダルを獲得していくスタンプラリー的なミニゲームが存在する。 その中には複数のメダルを特定の順番に並べて1枚のデザインを完成させる通称“メダルアート”と呼ばれるものがあり、本サイトでも何度か取り上げてきた。 そんなメダルアートの完成図に従わず、独自の法則で並べていく尖ったチャレンジがあることを知っているだろうか? 本記事は、2018年12月22日に開催されたミッションディ高槻の中で行われたいわゆる“作文ミッション”と“創作ミッション”、独自のルールで楽しむエージェントが明かしたその魅力を紹介するぞ。 文字メダルを組み合わせて文章を作る作文ミッションミッションとは
オファー多数!『KOF』や『サムスピ』など格ゲーの老舗SNKがスマホアプリと大々的にコラボを展開する訳は? コラボオファー殺到のSNKコンテンツが持つ魅力とは?『グランブルーファンタジー』と『サムライスピリッツ』、『ワールドクロスサーガ』と『キング・オブ・ファイターズ』(以下、『KOF』)など、2017年3月6日現在まで6タイトルと、コラボレーションをしまくるSNKエンタテインメント。 スマホゲーム業界でコラボはよくある話だが、こんなハイペースでコラボを実施するのは聞いたことがない。 格闘ゲームの老舗が急にどうした!? コラボのさきに待つものは?――2017年に入って他社のゲームアプリと積極的にコラボレーションを行っていますが、その狙いとは何なのでしょうか? 庄田淳一氏(以下、庄田) 最初に弊社の事業体制に関するお話しとなりますが、SNKは2015年11月に会社の経営資源をゲーム事業へ集中
『Fate/Zero』初のアドベンチャーゲーム化! ポッケは、iPhone、Android向けアドベンチャーゲーム『Fate/Zero The Adventure』をiPhone版先行で配信開始した。Android版は近日配信予定となっている。価格は3000円[税込]。 [関連記事] ※【第1回】『Fate/Zero The Adventure』リリース記念 キャストのみなさんに突撃インタビュー(川澄綾子さん、大原さやかさん、豊口めぐみさん編) ※【第2回】『Fate/Zero The Adventure』リリース記念。キャストのみなさんに突撃ショートインタビュー(小山力也さん、植田佳奈さん編) ※【最終回】『Fate/Zero The Adventure』リリース記念 キャストのみなさんに突撃ショートインタビュー(関智一さん、緑川光さん編) 本作は、アニメ・小説と大ヒットを記録した『Fa
札幌、仙台、東京、大阪、熊本を舞台にした新たなチャレンジ『ポケモンGO』ですっかり有名になったナイアンティック社が運営する位置情報ゲーム『Ingress』。ふたつの陣営が世界規模で戦うこともあれば、お散歩ツールとしても楽しめる、いろいろな角度から世界に触れることのできる本作が2016年12月10日、札幌、仙台、東京、大阪、熊本を舞台にしたイベントを実施した。 公式のアナウンスによって12月10日、日本国内で何かしらのイベント仕掛けることが予告され、上記にある暗号めいた1枚の画像が公開。 いったい何が行われたのか。 東京は日比谷公園を中心に発生した当イベントに参加した深津庵が、1エージェントの目線から当日の様子をありのままリポートするぞ!! 『Ingress』の記事まとめ 12月10日12時 日比谷公園に到着&現地を視察公式が公開したのは日付と上記の画像、そしておおまかなルールのみ。具体的な
“健康都市やまと”新たなスタートを『Ingress』で!『ポケモンGO』でもおなじみ、ナイアンティック社が配信する位置情報ゲーム『Ingress』で、定期的に開催されているミッションデイ。 これまでいくつもリポート記事を上げている通り、位置情報を利用して特定のルートをスタンプラリー感覚で巡るのが目的のイベントだ。 ▼これまでリポート Ingress記事まとめ これを活用して地域活性を目指す自治体が年々増加している。2016年11月3日には、健康増進を目的とした“YAMATO de Ingress”事業に取り組む神奈川県大和市で、現地を舞台にした公式の“ミッションディYAMATO”が開催された。 そんなわけで皆さんこんにちは、『Ingress』大好きライター深津庵でございます。 じつはこれが人生初の大和市。どんな場所なのかさっぱり見当もつかないけど、『Ingress』のミッションを活用すれば
2016年7月19日 表参道某所のカフェで待ち合わせ──まずは7月16日のXMアノマリー“イージスノヴァ”おつかれさまでした。アフターパーティーの最初に行った川島さん、須賀さんのスピーチに感極まって泣いてしまいました。 スピーチ抜粋 ●2013年に開催されたXMアノマリー“カサンドラ”で集まったのは60人。その後行った“ミートアップ”で100人でした。そんな『Ingress』が、この日は1万を軽く超える大きなものになったことは、エージェントの皆さんひとりひとりの歩みの結果。『Ingress』は人が集まり繋がっていくゲームであり、皆さんの協力があってこれだけの規模に成長してきました。(川島) ●『Ingress』に関わる中で、いろいろな変化を目の当たりにしてきました。みんなと築いてきた時間は財産であり礎。ここまでいっしょに歩んできたエージェントはNIAの一員です。(須賀) 須賀健人(以下、須
2014年の初萌えは「クロエ・ルメールデスヨ~」2013年暮れから2014年にかけて、「見たことがない」という人はいないのではないかというほどに、お茶の間のテレビから流れていた『ガールフレンド(仮)』のCM……。2013年12月30日から一部地域を除く全国で放映されているわけだが、この『ガールフレンド(仮)』のCMがいま、お茶の間を飛び越えてネット上で大きな話題を集めている。 ※ブラウザ版『ガールフレンド(仮)』へのアクセスはこちら ※『ガールフレンド(仮)』公式ブログはこちら ※『ガールフレンド(仮)』公式ツイッターはこちら その話題の中心になっているのは、日本文化が大好きなフランスからの留学生 クロエ・ルメールちゃん。クロエちゃんが登場するのは、“制服編”と“振り袖編”の2バージョンあるCMのうち“振り袖編”のほう。このCMの中で、かわいらしい振り袖に身をつつむクロエちゃんがたどたどし
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