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ブックマーク / clementia.hatenadiary.org (2)

  •  紙パック酒 - 板前日記

    紙パック2L 3Lのお酒の出荷率はどれくらいか、ご存じでしょうか? 2010年の調べでは市場全体の36%が紙パック酒なのだそうです。 「大手が日酒をダメにした」「戦前は純米酒だけだったのに三増酒のおかげで日酒が堕落した」とお嘆きの諸兄が聞いたら憤然となさるかもしれません。 36%もの紙パックのお酒は、日人を舌をだまして儲けのために造られているわけではありません。 市場が欲しているから造られるのです。 ビールは麦とホップだけで造られるべきである!とどれだけ主張しても、実際に売れているのは発泡酒であり第三のビールであるように、「ホンモノを飲め!」と言われても、「俺たちこれでいいもん」という方々もたくさんいらっしゃるのです。 業界のど真ん中にいて、極上のお酒を飲まれる方々に日々接していると、36%という数字は私にも信じられませんが、理想と現実の差はこれなのです。 では、 醸造 純米酒 吟

     紙パック酒 - 板前日記
    timetrain
    timetrain 2017/07/20
    大五郎のようなもっと(人として)駄目な「PETボトル酒」はどう分類されてるんだろう?
  • 日本酒の歴史 昭和60年代以降 - 板前日記

    昭和40年代後半になると日酒蔵では、「このまま三増酒だけではいけない」「売れればいいだけの桶売りでは日酒の将来はない」「自分が美味しいと思うお酒を造りたい」という若い世代が出現し始めます。酒屋さんにも全国で「自分の売っているお酒は当に美味しいのか?」「こんな不味い酒じゃなくどこかに美味しいお酒があるはずだ」と目覚める若い世代がポツポツと現れ始めます。 昭和50年代は蔵元も酒屋さんも、志のある方々が自分たち自身が美味しいと思うお酒を造り売ろうとする試みに七転八倒した時期です。しかしながら、一般消費者の認識は「大手酒造=安心・美味しい・ブランド」が根強く、少しでも日酒に興味がある方でもメディアで知った「幻の酒信奉」にこだわる方ばかりでした。 自らの足で探した美味い酒だけを店に置いても「なぁぁんだ、白○(大手ブランド)ないのぉ」とか「幻の○○は置いてない?」という客ばかり。「客はバカばっ

    日本酒の歴史 昭和60年代以降 - 板前日記
    timetrain
    timetrain 2013/08/01
    消費者が望まなければ作れない、はあらゆる嗜好品に言えることか。
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