あなたのPCに合わせてゲームのグラフィックス設定を最適化。NVIDIA,新サービス「GeForce Experience」を発表 編集部:佐々山薫郁 NGF 2012を開催したことと,GTX 690を発表したことに並ぶ話題として,GeForce Experienceを発表したHuang氏 別途お伝えしているとおり,2012年4月29日,NVIDIAは,中国・上海市で開催中のゲーマー向けイベント「NVIDIA Gaming Festival 2012/GeForce LAN」(以下,NGF 2012)で,デュアルGPUカード「GeForce GTX 690」(以下,GTX 690)を発表したが,実は,もう1つ,NGF 2012の目玉として発表されたものがある。 その名は「GeForce Experience」(以下,GFE)。NVIDIAの社長兼CEOであるJen-Hsun Huang氏はこ
ウルトラハイエンドGPU「Radeon HD 6990」搭載の最強ビデオカード(関連記事)は、今もあまり値下がりすることなく7万円前後で売られている。 日本人でも買うには勇気がいる価格の製品であり、中国人ならなおさらのこと、買うにはハードルが高いのは容易に想像できよう。 実際、7万円だと都市部の住民でも2ヵ月分かそれ以上の給料が必要となる。もちろん、これまで中国ではハイエンドの製品はほとんどのPCユーザーにとって無縁なものであった。 そんなRadeon HD 6990搭載の最強ビデオカードが中国でおそろしいほど売れている。なんでも、電脳街のASUSTeKやGIGABYTEなどのパーツメーカー代理店には、Radeon HD 6990搭載ビデオカードを十個~数十個まとめて購入する客がしばしばやってくるのだとか。 その原因はオンラインゲームセンターと化したインターネットカフェの競争激化でもなけれ
記者が子供の頃の1970年代は、i8080、Z80、MC6800などがマイコン用8ビットCPU(Central Processing Unit)として全盛だった。それに続いたのが16ビットCPUで、米Intelのi8086がパソコン分野の勝者となった。それがx86アーキテクチャーの始まりである。x86アーキテクチャーは32ビットになり、64ビット(これは「x64」とも呼ぶ)になり、今やWindowsパソコンもMacも企業のサーバーもx86だ。でも、x86の全盛期は終わったのではないだろうか。 x86の強力なライバルが二つ浮上してきた。一つは英ARMのARMアーキテクチャーだ。消費電力が少ない割に高性能なARMは携帯機器に多く採用され、「Microsoft、次期版WindowsでARMアーキテクチャーをサポートへ」といった動きも報じられている。米Microsoftは以前、WindowsでAl
Sandy BridgeのGPUコア「HD Graphics 3000&2000」には,どこまで期待していいのか Core i7-2600K/3.40GHz Core i5-2500K/3.30GHz (Intel HD Graphics 3000) Core i7-2600/3.40GHz (Intel HD Graphics 2000) Text by 宮崎真一 単体グラフィックスカードを組み合わせる前提で行ったレビュー記事で筆者は,「Sandy Bridge一択」と評した。それほどまでに,Sandy Bridgeと呼ばれていたLGA1155パッケージ版Core i7&i5プロセッサの上位モデルには性能面でのインパクトがあったわけだ。 i7-2600K 一方,Sandy Bridgeにおける最大の特徴が,「CPUコアとグラフィックスコア,ノースブリッジ機能がシングルダイに統合されている
グラフィックボードとは 「グラフィックボード」は画面の描画を行う専用の装置で、3D表示などでは高性能なグラフィックボードが必要です。 「ビデオメモリ」は「VRAM」とも呼ばれ、画面に描画するためのデータを一時的に記憶できる容量です。 容量が大きいほど一度に処理できるデータ量が増え、ゲームをプレイするときの描画がスムーズになります。 「GPU」とはグラフィックボードに搭載されている演算用のプロセッサで「Graphics Processing Unit」を略して「GPU」と呼びます。 GPUのメーカー大手2社として「NVIDIA」と「AMD」が存在し、それぞれがGPUのシリーズ展開をしています。 「NVIDIA」ですと「GeForce RTX 30XX」シリーズ「GeForce GTX 20XX」シリーズ「GeForce GTX 16XX」シリーズなどがあり、「AMD」ですと「Radeon R
先月の終わりに正式発表されたNVIDIAの新世代GPU「GeForce GTX 400」シリーズ。先週末には店頭発売もあったが、一瞬で売り切れるほどの人気となっているようだ。既に「GeForce GTX 480」の検証記事はお届けしたが、一方の「GeForce GTX 470」も気になるところ。今回、運良くそのGTX 470を1枚確保できたので、さっそく実力を試してみたい。 「GeForce GTX 470」のリファレンスカードを緊急入手 最初にGeForce GTX 470のスペックをおさらいしておく。主なところだと、SP数が448基、Texture Unit数が56基、ROP数が40基、コアクロックが607MHz、シェーダクロックが1215MHz、メモリタイプはGDDR5で動作クロックは837MHz(データレート3348MHz)、メモリ接続は320bitで容量は1280MB、カード単位
Fermiアーキテクチャ採用の新型GPUは,DirectX 11世代の主役になれるか GeForce GTX 480リファレンスカード Text by 宮崎真一 GTX 480リファレンスカード 別途お伝えしているように,日本時間2010年3月27日8:01,NVIDIAは,「Fermi」(フェルミ)アーキテクチャを採用する新世代GPUシリーズ,「GeForce GTX 400」を発表した。 AMDに遅れること約半年。開発コードネーム「GF100」と呼ばれてきた新シリーズについては,情報を小出しにすることで話題性を保ってきたNVIDIAだが,ようやくこれで,DirectX 11世代という,新たなステージに立ったわけだ。これまでDirectX 11世代のGPUはAMD製品しか存在しなかったが,GeForceの新世代品ということで,心待ちにしていたゲーマーも多いのではないだろうか。 4Game
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