宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の劇団員の女性(25)が昨年9月に急死した問題で、27日に遺族代理人弁護士らが開いた会見で、現役劇団員である妹が「訴え」と題した声明文が読み上げられた。 全文は以下の通り。 ◇ 私は遺族として、大切な姉の為、今、宝塚歌劇団に在団している者として想いを述べます。 いくら指導という言葉に置き換えようとしても、置き換えられない行為。それがパワハラです。 劇団員は宝塚歌劇団が作成した【パワーハラスメントは一切行わない】という誓約書にサインしています。 それにもかかわらず、宝塚歌劇団は、日常的にパワハラをしている人が当たり前にいる世界です。 その世界に今まで在籍してきた私から見ても、姉が受けたパワハラの内容は、そんなレベルとは比べものにならない悪質で強烈に酷い行為です。 厚生労働省のパワハラの定義を見れば、姉が受けた行為は、パワハラ以外の何ものでもありません。 宝塚は治外法