先日、ノンシュガーのアルコール飲料は酔いやすいという話題を紹介したが、どうやらダイエット炭酸飲料も体にいいとは言えないようだ。 フランスの国立保健医学研究所(National Institute of Health and Medical Research)が中高年(40~65歳)の女性6万6000人以上を対象に1993年から2007年の14年間にわたり、食習慣と健康に関する調査を行った。その結果から、砂糖を加えていない天然果汁飲料、糖分入りの炭酸飲料、人工甘味料を用いた(ダイエットコーク等の)炭酸飲料の摂取量と2型糖尿病の有病率の関連性について調べたところ、いずれの炭酸飲料であれ、週に600ml摂取していた被験者は、天然果汁の摂取者に比べて糖尿病にかかるリスクが2倍高まることが分かった。ここまでは予想どおりと言えるが、意外だったのは、普通の炭酸飲料よりも、人工甘味料入りの炭酸飲料を摂取し