NTTドコモが米アップルのスマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)」を20日から発売することになった。新規契約の4割程度がiPhoneとなる見通しで、これまでドコモを支えてきた国内の端末メーカーが苦戦を強いられるのは必至。ドコモはこの夏商戦でソニーと韓国サムスン電子の端末を優遇する「ツートップ戦略」を打ち出したが、秋商戦では事実上、iPhoneの「ワントップ」となりそうだ。ドコモ
iPhoneの登場以来、初めて他のスマートフォンが四半期販売台数で米Appleのこの象徴的なデバイスを上回った。上回ったのがどのスマートフォンなのかを推測するのはそう難しくない。2012年7〜9月期に1800万台も売れた韓国Samsungの「Galaxy S III」だ。一方、同期間にAppleが出荷した「iPhone 4S」は1620万台だった。 この時期は「iPhone 5」の登場が予測されていながら、まだ発売されていなかった。そのため、iPhone 4Sの販売は振るわなかった。また、Samsungが「Galaxy Note II」など幾つかの対抗モデルを投入したこともあって、Appleの主力モデルはシェアを奪われた。しかし、そうした事情があったとしても、熱狂的なiPhoneの時代が終わりを迎えつつある、という見方を否定はできない。 ※5年前にiPhoneの失敗を予想した4人 →
iPhone誕生前にAppleが製作した“ソニー風”端末のCAD画像。裏面には「SONY」のロゴが入っている 米国Appleと韓国Samsung Electoronicsによる特許侵害訴訟の裁判資料から、2007年に発売された初代「iPhone」のデザインに際して、Appleの社内デザイナーがソニー製品のデザインから着想を得たり、“ソニー風”の試作デザインを行ったりしていたことが明らかになった。 この訴訟は米国カリフォルニア州サンノゼ連邦地裁で争われているもので、SamsungがApple製品を模倣してスマートフォンやタブレットのデザインを行ったかどうかが大きな争点となっている。数カ月に及ぶ法廷での議論を経て、来週30日からは陪審団に対して両社が主張を行い、審理が始まる予定になっている。 これに先だってSamsung側弁護士が提出した資料からは、Samsungは「製品デザインに際して他社の
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