この記事は、東京大学きらら同好会 Advent Calendar 2021・10日目の記事になります。 昨日・9日目はちさとしさんによる記事でした。静岡大陸はシベリア鉄道より長いとの学説があるとかないとか…? 明日の担当はみゃーこさんです。「きら同立て看かるた体験記」……!? * はじめに 初めての方ははじめまして、そうでない...
2020/10/29 by @kmuto Re:VIEW 5.0 での変更点 Re:VIEW 5.0 において 4 系から変更した点について解説します。 Re:VIEW は定期的に機能向上のためのリリースを続けていますが、2020年10月29日にメジ ャーバージョン改訂となる「Re:VIEW 5.0.0」をリリースしました。 バージョン3 → 4が1年でしたが、今回もバージョン4 → 5は1年なので、今のところ1年ごとにメジャーバージョン改訂をしているんですね。4.3 ではなく 5 としたのは、やはり内部実装を大きく変更していることによります。 多数の改良を施していますが、外部に見えやすい実装の目玉としては、永らく切望されていた「入れ子」の対応があります。 既知の問題 現在はまだありません。 インストール 新規インストールの場合 既存プロジェクトのバージョンアップ追従 Re:VIE
_ [reviewml] Re:VIEW Version 3.0.0 preview3 Re:VIEW 3.0.0preview3 を本日10月16日にリリースしました。 前回のpreview2に引き続き、preview3の新機能や注意点を解説します。 gem版のインストールについては、preview 版のため「gem install review --pre」を使います。 PDFMaker: これまでの jsbook.cls クラスファイルをそのまま使用する方法に代わり、紙・電子双方の書籍制作に適するよう拡張した review-jsbook.cls (jsbook.cls 基盤、デフォルト)、および review-jlreq.cls (jlreq.cls 基盤) を導入しました 今回の最も大きな変更です。 これまでreview-pdfmakerからのTeXによるPDF生成に使われていたj
技術書典5に向けて、執筆環境の整備を行なっています。前回の技術書典4では、最終的にGoogleドキュメントで執筆しました。 前回の技術書典4の模様は、過去のブログ記事で綴っておりますので、もし宜しければご覧ください。 www.konosumi.net さて、今回は、GitBookかRe:VIEWを使おうと決めていました。そこで、実際に両方で執筆をしてみたのですが、比較した結果Re:VIEWで書くことに決めました。 その際のRe:Viewの環境構築手順を共有したいと思います。最初に言っておきますが、Re:VIEWの執筆環境の構築は、物凄く簡単です。 必要なモノはDockerだけである 私は、今回の執筆にはDockerを活用することにしました。なお、Docker for Macのインストールは、HomeBrew経由が最もお手軽です。 # HomeBrewのインストール(入ってない人だけ) /u
はじめに VSTSビルドエージェントを作る Dockerレジストリへの接続設定 Re:VIEW文書をビルドする 成果物にする 成果物の原稿を他人と共有する(追加) 終わりに はじめに TFS2017本をRe:VIEWを使って書いているのですが、ローカルビルドでやっていました。ビルド環境が安定しないのと、Windows Subsystem for Linuxでpdf生成までやろうとすると、ディスク食うのでやってみたかったDockerとの連携をすることにしてみました。 VSTSビルドエージェントを作る 最初はVSTSのLinux Hosted Agentを使おうとしたのですが、残念ながらLinux Hosted AgentにGit-LFSが入っていないようで、原稿のpullができませんでした(報告済み)。 (8/25追記)今日最新のHosted Agentが更新されたようで、Git LFSも入
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※タイトル変えました。 2016年4月29日、Re:VIEWのメジャーバージョンアップ版である Re:VIEW 2.0 がリリースされました。 Re:VIEW 2.0とRe:VIEW 1.xとは細かい非互換がいくつかあります。そのため、1.7.x以前のRe:VIEWで使っていた文書がそのままではビルドできないことがあります。 本稿では、1.7以前と2.0との違いと、その対応方法について説明します。 奥付の「発行所」が「印刷所」になってしまう config.ymlのprtの意味が代わりました(もともとがバグっていたのでした…申し訳ございません)。prtは「発行所」ではなく「印刷所」になりました。「発行所」はpblになります。config.ymlを変更してください。 1.7では互換用のコードを入れていたのですが、2.0では削除されています。 むりやり元の設定で使い続けるには、locale.ym
本を作って出版する仕事をしています。 今回、はじめてRe:VIEWを実際の仕事に使ってみたので、忘れないうちに感想とメモを殴り書きしておきます。 ちなみに、作ったのは『エクストリームプログラミング』という本です。 公式サイトのREADMEに「an easy-to-use digital publishing system for books and ebooks」とあるように、 Re:VIEWは日本語の技術書をできるだけ簡単に作るための仕組みです。 テキスト原稿に比較的簡便なマークアップをマニュアルどおりに施し、本全体の構造をYAMLに書けば、それなりに体裁が整った日本語の技術書PDFを編纂してくれます。 同じソースからepubも出せます。InDesignへネイティブに取り込めるような出力もはけるので、テキスト原稿をInDesignに流し込んでバッチ組版とかも可能です。 自分が今回使ったの
合意は取れてないです。2.0くらいで…と思っているのだけれど、全部やるには時間がかかりそうだから、いっそのこといくつかに切り分けて全部やるのは3.0くらいにするべきかも。 「プロジェクト」の概念を明確化する Re:VIEWはconfig.ymlとcatalog.ymlによる「書籍(≒複数の章の集合体)」を設定するところから始まるのだけれど、簡単に扱うために「章」単位でコンパイルできるようにするしくみもある。が、明確化のためには、書籍単位のデータ・ファイル作成をもっと前面に押し出すべき。 用語としては「プロジェクト」とすればいいような気がする(『はじめてのReVIEW』でも使っていたし)ので、これを公式用語にするのでどうか。 やるべきことは以下。 review-initを使いやすくして推奨する ドキュメントを修正する Webサイト版を作れるようにする WEBMaker(仮)を作って、Webサ
Re:VIEW で執筆する原稿を継続的インテグレーションしたかったので、以下の図のような仕組みを作りました。 ローカル執筆環境の前提条件 Docker 1.3以降がインストールされている Re:VIEW形式の原稿のフォルダがある Re:VIEWやLaTeXはDockerイメージのものを使うので、インストール不要です。 私はMac OS X 10.9とBoot2docker 1.4.1で動かしましたが、WindowsやLinuxでも動くのではないかと思います。 Re:VIEWをDockerで動かす vvakameさんがDocker Hubにイメージを公開してくれていますので、これを使います。 https://registry.hub.docker.com/u/vvakame/review/ dockerコマンドさえ使える状態であれば、以下のようにしてサンプル書籍 をコンパイルしてbook.p
こんにちは、らこです。今日は電子書籍用のマークアップ言語とその周辺システムである「Re:VIEW」を例に、「WebStormでサポートされていない言語を書く」というテーマで行こうと思います。 「Re:VIEW」のフォーマットや仕組み等には詳しく触れませんので、興味がある方はこちらの記事が入門にピッタリだと思います。 File Typeを作成する WebStormでサポートされていないファイルにシンタックスハイライトや入力補完を有効にする方法は2つあります。 プラグインを導入する File Typeを追加する すでにプラグインがある言語ならば1を選ぶのがよいです。例えばMarkDownやBash Script等はプラグインが存在します。 しかし今回のRe:VIEWはプラグインなんてありません。プラグインを作るのはとても大変です。そもそもJavaで書く必要があるのでWebStormでは作れずI
はじめよう TypeScript - 入門から実践まで - 素の JavaScript とはさようなら!Jun-ichi Sakamoto
ReVIEWではドキュメントの中に、外部のテキストファイルの内容やコマンドの結果を取り込む方法が用意されています。ReVIEWドキュメントの中を検索しながら編集しなくても、外部ファイルを差し替えればすべての参照箇所が書き換えられます。 特定の単語を差し込む まずは簡単な単語差し込みを試してみましょう。ReVIEWドキュメントと同じ階層に「name.txt」というテキストファイルを用意してください。「name.txt」の中身は自分の名前を書いておきます。 ReVIEWドキュメントの方は「name.txt」を参照するためにインライン要素@<include>{pathname}を使います。たとえば、実際にはこうなります。 私が担当の@<include>{name.txt}です。 このReVIEWドキュメントからHTMLを生成すると、「name.txt」の内容を差し込みしました。 このname.t
前回までの記事で ReVIEW 環境の構築手順を学びました。今回はまだ ReVIEW の詳しい記法や仕組みは置いておいて、まずはコンパイルして実際に ePUB と PDF を生成してみるとします。 細けえ話は後だ、後。 ReVIEW プロジェクトの作成 ePUB や PDF を作成するということもあり、ReVIEW プロジェクトには単一のテキストファイルだけでなく幾つかまとまったファイル群が必要になります。それらが全て頭に入っていれば良いのですが、最初なので既存のサンプルプロジェクトをダウンロードするところから始めるとします。 サンプルプロジェクトをダウンロード 以下のリポジトリにサンプルプロジェクトがあるので、こちらを拝借するとします。 https://github.com/takahashim/review-sample-book git clone もしくは Download ZIP
ReVIEW 記法でマークアップするテキストファイルは.reという拡張子です。似ているとはいえ、Markdown や Wiki のそれとは記法が異なるので、コレ用のシンタックスハイライトと入力補完が欲しいところです。 そんな訳で、手持ちのテキストエディタがSublime Text とCotEditor なので、この2つにそれぞれ導入してみます。 Sublime Text 用の ReVIEW プラグインをインストール 1) パッケージコントロールをインストール Sublime Text を導入したばかりという方でまだコレを入れていない方は、早々にインストールしてください。(※要・再起動) Package Control Installation 2) Package Control : Add Repository を選択 ⌘ + Shift + pと入力してCommand Paletteを
そんな訳で、ReVIEW を使って簡単な電子書籍を作成するまでのフローを学んでみることにします。 はじめに - ReVIEW って何? ざっくばらんに言えば、テキストマークアップ型の原稿フォーマットです。Markdown や Wiki のような ReVIEW 記法でテキストファイルを作成し、それらを ePUB だけでなく PDF(LaTeX)、XHTML、XML といったマルチフォーマットに出力可能なフレームワークです。 Microsoft Word や Adobe InDesign では単一フォーマットでの出力が基本であるうえ、著者が一人であればまだしも、複数人で一つの書籍を書くとなるとレイアウトや書式の統一を図るのがなかなか難しかったりする訳です。これはコンテンツ(文章や画像)とレイアウトという異なる要素が混在していることが主な原因です。 これに対し ReVIEW は、コンテンツを R
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