西武の営業部門の男性社員(30)が大麻取締法違反容疑(輸入)で4月4日に警視庁に逮捕されていた事実を受け、日本野球機構(NPB)井原敦事務局長は11日、都内で対応した。 「NPBとしては、選手に限らず全球団の全職員に対して有害行為はもちろん、違法薬物には絶対に手を出してはいけないということに対しての周知徹底を図ってきましたので、誠に残念なことです。西武球団の処分はこれからと聞いています。西武球団の方で、さらに事案の内容を確認されて、厳正な対応を取ると思いますので、それを待ちたい。違法薬物に関しても、再発防止に一層取り組んでいかないといけないと考えています」と話した。 すでに西武から報告は受けていたが、捜査当局から捜査が継続中のため公表を控えるように要請があり、西武とともに、従っていたという。