1月17日、米国のトランプ次期大統領が商務長官に指名した著名投資家ウィルバー・ロス氏が、経営する事業で2700人の雇用を海外移転させることで利益を得ていたことが分かった。昨年11月撮影(2017年 ロイター/Lucas Jackson) [ワシントン 17日 ロイター] - 米国のトランプ次期大統領が商務長官に指名した著名投資家ウィルバー・ロス氏が、経営する事業で2700人の雇用を海外移転させることで利益を得ていたことが分かった。ロイターが入手した労働省の資料で判明した。 ロス氏はファンド「WLロス」の会長。約10年前、同氏は業績不振に陥った製造業の再建を専門としていた。