14歳の藤井四段、深夜まで続く対局は適法? 昨年12月のデビュー以来公式戦26連勝の快進撃を続ける将棋の中学生棋士、藤井聡太四段(14)。対局は時に夜遅くに及ぶ。少し気になるのは、未成年の深夜労働規制だ。17日午後には、公式戦連勝記録歴代1位タイへの王手をかけて、対局に臨む。 公式戦の連勝記録を26に伸ばした15日の第76期順位戦の対局は、午前10時に始まり午後10時53分に終わった。藤井四段にとって、これまでで最も遅い終局時間だった。その後も感想戦があり、会場を後にした時には午前0時を回っていた。 将棋の対局では、タイトル戦を除くと名人戦の予選にあたる「順位戦」が一番時間がかかる。持ち時間が6時間ずつあり、持ち時間を使い切ったあとでも「1分将棋」で対局は続く。40分間の休憩も2回ある。最近では、今月13日の順位戦で、持将棋(引き分け)による指し直しを経て、終局時刻は翌日午前2時53