【宇都宮】文星芸術大日本画専攻の学生らが、日光二荒山神社中宮祠神楽殿の天井画の制作に取り組んでいる。杉板に描く50枚の絵の大半が完成し、29日~2月10日、上戸祭4丁目の同大ギャラリーで発表展を開く。その後、神社に奉納され、5月にも披露される予定。 天井画は同神社からの依頼を受け、2012年から制作を始めた。日本画専攻3年生が授業の一環で取り組み、荒井孝教授(76)、宮北千織教授(47)、中村寿生講師(45)が指導。3年間で大学院生を含め延べ25人が携わっている。 天井画は神社側の意向で日光の植物がテーマで、メーンとなる87センチ四方の40枚と、縦87センチ、横40センチの10枚で構成。学生らは戦場ケ原や中禅寺湖周辺を取材し、それぞれが選んだ植物などを87センチ四方の中に縁取った円内に描き、金箔、天然岩絵の具で彩色した。 発表展ではメーンの作品34枚などを壁に展示する。入場無料。時間は午前
出雲大社の天前社などで使われていた檜皮(後方)を使って作られた木炭(手前)=島根県出雲市で、細谷拓海撮影 出雲大社(島根県出雲市)の約60年ぶりの改修に伴い、「看護の女神」の摂社の屋根に葺(ふ)かれていた古い檜皮(ひわだ)が木炭に生まれ変わり、島根大医学部付属病院(同市)の新病棟で再利用されることになった。同病院は、木炭の防かび、湿度調節などの科学的な効果に加え、女神のご加護に期待している。 檜皮が再利用される摂社は、本殿そばに蚶貝比売命(きさがいひめのみこと)と蛤貝比売命(うむがいひめのみこと)をまつる天前社(あまさきのやしろ)。古事記によると、大社でまつる大国主命(おおくにぬしのみこと)(大黒さま)が、兄たちに赤いイノシシだとだまされて焼けた岩を抱き止めて死んだ時、看病して生き返らせたとされる。約60年前に葺かれて傷みが激しかった檜皮は、昨年10月にはがされた。 島根大病院は新病棟(来
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