鯛よし百番が遊郭建築の保存・修復を目的としたクラウドファンディングを開始MICRO HERITAGEの協力を得て、鯛よし百番のVR映像公開中です。 「鯛よし百番」は大阪・飛田新地の外れに佇む、大正時代に建てられた遊郭、妓楼建築です。当時の遊廓建築を今日に伝える貴重な近代和風建築として高く評価されており、国の登録有形文化財に指定されています。築100年以上経った今、建物の基礎、外装、内側は大きく劣化してきており、一刻も早い修復が望まれています。ところが、新型コロナウイルス感染症の影響により、鯛よし百番では料亭としての売上が大幅に減少。修復にかかる費用のすべて負担することは難しい状況です。 そこで今回、保存修復プロジェクトを立ち上げました。資金調達をにむけて、READYFOR株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役CEO:米良はるか)が運営する日本初・国内最大級のクラウドファンディングサー
21世紀に入り,インターネットはもはや日常生活において不可欠な存在である。知の社会的な保存と利用を使命としてアーカイヴズ,図書館,博物館等は古 くから存在しているが,これらが収集・提供する資料はデジタル時代に対応して,電子的資源が大幅に増加している。知的生活の一部を担う図書館建築は,この ような背景を踏まえて機能的な再検討が進んでいる。 デジタル資料の利用が加速度的に進むアメリカの図書館界においてさえ,「閲覧室が不要になった」という報告はまだない。日本においては,東日本大震災以 後の被災地における被災者からの知的欲求の中に図書館の重要性を指摘する発言が多数あり,図書館という<場(place)>があらためて見直されている。 一方,高等教育とその評価手法が変化したアメリカでは,個人を超えてチームやグループでの活動をベースにした学習形態が定着しつつあり,これに対応した図書館設計が様々に検討されて
京都大学図書館機構は、このたびオープンアクセス推進事業(*1)の一環として、国立大学改革強化推進補助金の経費により、工学研究科建築学専攻が所蔵する重要文化財「ジョサイア・コンドル(*2)建築図面」358点を電子化・公開しました。 今回、電子化したコンドル建築図面の中には、ジョサイア・コンドル晩年の大作である「島津邸」、「古河邸」、「成瀬邸」など貴重な建築図面が多数含まれており、これら建築図面を公開し提供することで、国内外の建築学、近代日本研究はじめ様々な分野の研究者に広く利用され、研究の発展に資するものと期待しています。さらに近代日本建築の礎を築いたジョサイア・コンドルの建築図面を公開・発信することで、日本の建築文化の世界的な普及につながればと考えています。 なお、画像は京都大学図書館機構蔵書検索 kuline から公開しており、平成29年8月には、デジタル画像相互運用のための国際規格II
徳島県立光慶図書館について 現在の徳島県立図書館の前身、徳島県立光慶図書館は、大正2年12月徳島県議会により藍商天皇の即位大礼を記念する事業として決議されました。徳島公園内、城山の南に建てられることが決まり、3年後の大正5年(1917)7月24日に開設され、翌大正6年6月24日に開館しました。 本館は木造鉄筋コンクリート2階建てで、1階には、事務室、館長室、児童閲覧室、新聞縦覧室など、2階には普通閲覧室、特別閲覧室、婦人閲覧室などがありました。書庫は煉瓦造り3層でした。本館の柱などは木造であるが、基礎には花崗岩を用い外壁を鉄筋コンクリートとし、周囲には石の柵をめぐらし、徳島公園内で偉観を誇っていました。 昭和20年7月、徳島市大空襲により、焼夷弾攻撃を浴び、書庫の外部構造を残すだけで館舎及び在庫資料の全てを失ってしまいました。(『徳島県立図書館七十年史』より)
徳島文理大学生が取り組んでいた、1945年の徳島大空襲で焼失した県立光慶図書館(県立図書館の前身)のコンピューターグラフィックス(CG)による復元が完成した。外観はもちろん、屋内の図書閲覧室まで細かく再現しており、当時の徳島にタイムスリップしたよう。2日から県立文書館のホームページ(HP)で公開している。 光慶図書館は1917(大正6)年、現在の徳島中央公園内に県内初の公共図書館として開館。木造や鉄筋コンクリート、れんが造りを組み合わせた2階建てで、近代的な洋風建築として戦前の市街地で偉観を誇っていた。 復元したのは、人間生活学部建築デザイン学科4年の吉川真登さん(22)と関口千尋さん(22)。パソコンの製図ソフトを使って2012年12月に制作を始めた。県立文書館が所蔵する写真や平面図などの資料を基に、外壁や屋根をはじめ、机やいすなどの家具に至るまで幅や奥行き、高さを計測。当時を知る
Online ISSN : 1884-6823 Print ISSN : 1341-8157 ISSN-L : 1341-8157
イタリアの図書館のデジタル化資料等を提供するInternet Culturaleの2012年6月8日及び12日付けの記事によると、イタリアの20世紀建築に関するアーカイブポータル“Portale Archivi degli architetti”が6月14日に、20世紀音楽のアーカイブポータル“Portale Archivi della Musica”が6月18日に、それぞれ公開されるようです。2つのポータルサイトとも、国立アーカイブシステム“Sistema Arhivistico Nacionale”の一部として提供されるものです。 Portale Archivi della Musica http://www.musica.san.beniculturali.it/web/musica/home Portale Archivi degli Architetti http://www.a
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