〇 公共図書館司書の能力を向上させるには(1) 2016.12.31 薬袋秀樹 【記事一覧の見方】 この記事の題名の上にある Entry をクリックすると、新しい記事 5点のリストを見ること ができます。新しい順に並んでいます。 画面右下の other の下の RSS1.0 をクリックすると、記事一覧を見ることができます。 上から新しい順に全記事が並んでいます。一番上の記事が最新の記事です。それ以前の初期 の記事は、「図書館の基礎知識:ブログ 目次」 (http://toshokanron.jugem.jp/?eid=65) に記事一覧が掲載されています。 現行の司書資格を考える時、多くの人は、現行の資格では不十分だと考えていると思います。 しかし、そのことをはっきり述べた文章は少ないようです。 1960年代には、現行の司書資格では不十分であるという明確な意見がかなり見られました。
「図書館で自習はダメ? 論争再燃 『居眠りは許されるのに』『一般の利用者の妨げ』」(産経新聞 2016.2.20)では、大阪市立図書館の24館がすべて自習を禁止していることを受け、一般の利用者から席がないと苦情が入る一方、静かに勉強できる環境を求める受験生らの声が取り上げられた。 これを受けたYahoo!ニュース意識調査「図書館の自習利用、どう思う?」では容認すべきとの声が7割を越えている。 公共図書館と学生の自習の問題は、すでに長い論争の歴史があるが、ここではおおまかな見取り図を提供することにしたい。 まず、問題となっている「自習」について、確認しておこう。 学校図書館や大学図書館では、テスト勉強のための自習は当然認められている。これらの図書館は、学校教育、大学での教育に資するために設置されているものだからである。また、図書館の資料を用いての学習については、どこの図書館でも禁止されること
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図書館の資料を活用し、まとめたリポートを応募する「図書館を使った調べる学習コンクール」(図書館振興財団主催)で、神戸市立西図書館(同市西区糀台5)を通じて出品した小学生3人が優秀な成績を収めた。馬や夢、光をテーマに、さまざまな角度から「不思議」に迫った力作ばかり。3作品は同館で15日まで展示されている。 樫野台小(同市同区)3年の黒原佑斗君(9)は2年続けて優秀賞に輝いた。優秀賞は応募総数5万7070点の上位32に相当する。春日台小(同市同区)5年井上波音さん(11)は3年連続で奨励賞。同小2年小湊結雪さん(8)は佳作に選ばれた。 黒原君のテーマは「馬となかよくなりたいなぁ 馬のひみつ」。馬の種類、骨格、視野、動き方などを調べ、50ページにまとめた。 一番力を注いだのが餌の好み調査。実際に牧場に出掛け、許可を得て、複数の馬にニンジン、シロツメクサ、ピーマンなどを与えた。「よく食べた」「食べ
米国の公共図書館における高等学校の卒業資格取得プログラム 米国の公共図書館において,高等学校の卒業資格を取得できるプログラムが設置される事例が増えつつある。例えば,オハイオ州のシンシナティ・ハミルトン郡公共図書館では“Career Online High School”というプログラムを設置し,8学年(日本の中学2年生相当)を修了した,21歳以上の住民に対して,高等学校卒業時に付与される資格等を取得するプログラムを提供している。また,ニュージャージー州においては,週内の複数の図書館が,“ Online High School Completion Program”を実施している。住民を対象と する点では,オハイオ州の事例と同様であるが,こちらは対象者が異なっており,高等学校に1年以上通学し,別の高等学校卒業資格取得制度である一般教育修了検定(General Educational Deve
2014年4月30日、ニューヨーク公共図書館(NYPL)は、無料のオンライン講義サイトCourseraと提携し、“Learning Hubs”プログラムの支援を行うと発表しました。 “Learning Hubs”は、オンラインで行われるCourseraの講義を受講するため、インターネット接続環境や物理的な場所を提供するプログラムとのことです。NYPLを含む8機関と提携しているとのことです。 NYPLは、住民のニーズを支援するための教育プログラムの提供に力を入れており、テクノロジーのクラスや、成人向けのリテラシー教育、生徒の学力向上のための無料の放課後プログラム等を提供しているとのことです。また、NYPLは、ニューヨーク市のブロンクス、マンハッタン、スタテンアイランドの92か所で、無料のWifiとコンピュータ接続環境を提供しているとのことです。 NYPLは、この夏から、Courseraの人気
2013年12月10日付けのLibrary Journal誌(オンライン)に、“MOOCing at the Public Library”と題する記事が掲載されています。この記事では、コネチカット州のEidgefield Libraryで実施された、MOOCを活用した大人向け読書プログラムの概要が紹介されています。筆者は同館のDorothy Pawlowski氏です。 記事によると、同館はCourseraにコンタクトを取り、そのMOOCの講座の1つである Fiction of Relationship(Brown University提供)を読書プログラムに活用することの許可を得、2013年夏に実際に実施したとのことです。内容としては、図書館のスクリーンで講義を聴講し、その後その内容やリーディングの課題についてディスカッションをするもので、図書館員やボランティアもファシリテーターとしてデ
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