宮城県内で最大震度6強を観測した16日深夜の地震を受け、被災者の生活関連情報を掲載します。 17日に休館、閉園した主な県有施設について、今後の見通しは次の通り。 【18日に再開】 東北歴史博物館(多賀城市)、県慶長使節船ミュージアム「サン・ファン館」(石巻市) 【18日も閉園】 加瀬沼公園(利府町…
宮城県内で最大震度6強を観測した16日深夜の地震を受け、被災者の生活関連情報を掲載します。 17日に休館、閉園した主な県有施設について、今後の見通しは次の通り。 【18日に再開】 東北歴史博物館(多賀城市)、県慶長使節船ミュージアム「サン・ファン館」(石巻市) 【18日も閉園】 加瀬沼公園(利府町…
強い揺れで家電や家具が散乱した福島市内のマンションの部屋=17日午前0時28分、福島市内で(片山夏子撮影) 16日午後11時36分。福島市のJR福島駅から徒歩5分ほどのアパートの7階でパソコンに向かっている時、突然、強い地震が襲ってきた。「がちゃん、がちゃん」と、台所につっている調理器具が激しくぶつかる音がして、その後、激しい横揺れ。思わず机につかまる。 テレビをつけると、直後に地震の第2波が襲ってきた。テレビが倒れ、音だけが聞こえる。「怖い、怖い、怖い、怖い」。思わず叫び声が出た。今度はものすごい縦揺れ。室内の植木が次々倒れ、タンスが迫ってきた。いすから立てない。必死に机にしがみつくが、机ごと体が激しく左右に滑った。台所で何かが壊れ、喉を刺激する白い煙がたち込め、せき込んだ。テレビから「震度6強」という声が聞こえ、心臓の鼓動が聞こえ、体が震えた。 1年前の2月の震度6強の時と同じように、
傾いた新幹線の車内で余震の揺れに警戒する乗客ら=17日午前0時15分ごろ、白石市(乗客提供) 16日深夜の地震で脱線した東北新幹線やまびこ223号には、78人の乗員乗客がいた。突然の激しい振動に驚き、必死に座席にしがみつく乗客たち。恐怖の70秒間を振り返り「地震を甘く見ていた」「死を覚悟した」と口々に語った。 スマホが一斉に やまびこ223号は午後9時44分、東京駅を出発。仙台駅に向かい順調に運行を続けていた。白石蔵王駅まで約2キロの地点で、乗客のスマートフォンから緊急地震速報が一斉に鳴りだした。 バッグが吹っ飛ぶ 6号車にいた京都府南丹市の会社員中川陽平さん(27)は速報から5秒後、体験したことのない激烈な縦揺れと横揺れに襲われた。頭上に収納していた120リットルのキャリーバッグが吹っ飛んだ。二つ前の席の女性は、反対側の座席まで飛ばされていた。 自身も席から放り出されそうになり、必死にし
16日に宮城、福島両県で震度6強を観測した地震は仙台市の観光名所、仙台城跡(青葉区)を直撃した。本丸跡の仙台藩祖伊達政宗の騎馬像が傾き、石垣が一部崩落するなど杜の都を象徴する場所が傷ついた。 市によると、騎馬像は台座に接続する左前足と右後ろ足に幅1センチ程度の亀裂が入り、正面から見て左側に10度ほ…
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