海上自衛隊横須賀地方総監部(神奈川県横須賀市)に20日、市内の知的障害者授産施設「あすなろ学苑(がくえん)」が運営する隊員専用の喫茶店「あすなろカフェ」がオープンする。自衛隊施設に授産施設が出店するのは全国で初めて。 同学苑は00年4月、社会福祉法人「心の会」(横須賀市)が開いた。21~44歳の知的障害者34人が通い、菓子やパン、弁当などをつくって地元スーパーなどのほか、ネットショップを通じ全国に販売している。 今年4月、総監部に元々あった喫茶店が撤退し、防衛省共済組合横須賀支部が新しい店を公募。総監部内で展示即売会を週1回開いていた学苑が応募し、審査で認められた。 カフェでは学苑の通所者2人、職員1人が常勤し、パスタやカレーなどの軽食を隊員に提供、学苑の製品も販売する。三浦麻矢苑長(37)は「障害者の能力を社会に発信できる機会。全国の自衛隊施設などに授産施設が出店するきっかけになってほし
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