本格的な行楽シーズン入りを前に、福島県の観光地、猪苗代湖・裏磐梯の湖沼8か所で24日、放射線量の測定調査が行われた。 県内の観光地では、原発事故による風評被害で観光客が激減している。観光客に安心して来てもらうため、県などでつくる水環境の保全団体が実施した。 同県北塩原村の檜原湖早稲沢浜キャンプ場には、午前中から県の担当者が訪れ、湖岸の地表から1センチ、50センチ、1メートルの高さでそれぞれ空気中の放射線量を調べた。 測定の結果、湖で2か月間遊んだとしても、積算の放射線量は0・1ミリ・シーベルトを下回り、健康には影響が及ばない数値だった。県水・大気環境課の猪狩良彦課長は「低い数値なので、多くの人に安心して観光に訪れてほしい」と話していた。
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