西日本豪雨が観光に影響を及ぼしている。岡山後楽園(岡山市)の入園者は前年の半分程度。岡山県は「岡山を元気にするためにも、是非、観光を」と訴える。 県観光課によると、岡山後楽園の7月6日~18日の入園者は8911人で、前年同時期(1万5856人)の56%に落ち込んだ。倉敷観光コンベンションビューローなどによると、倉敷美観地区(倉敷市)の観光バス駐車場の駐車台数も169台で、前年同時期(383台)の44%にとどまっている。 こうした事態を受け、岡山県は23日、公式ツイッターなどで「今回の災害で岡山への旅行を躊躇(ちゅうちょ)されている皆さん!!」と呼びかけ、山陽新幹線や岡山桃太郎空港などが通常通り利用できることや、県内の主要観光施設のほとんどが営業していることを説明。「岡山を元気にするためにも、是非、岡山の観光をお楽しみください」と訴えている。 県観光課は「不謹慎に感じて岡山への観光を控えてい