宮崎県都城市の都城泉ケ丘高校3年生5人が市中心市街地活性化の社会実験として、11~29日、まちなか交流センター内に期間限定スタディーカフェを開く。「気軽に自習できる場を中心市街地につくりたい」との提案に、市地域プロジェクトマネジャーの池田浩二さん(46)が協力して実現した。 5人は、2年生時の総合探究活動のテーマに中心市街地活性化を選んだ。核施設である市立図書館は中高生の自習の場として人気が高く、試験期間中は開館前に席取り待ちの列ができる。飲食も制限されていることから、「もっと気軽に自習に使える場を別に設けることで、若い層をさらに中心市街地に集めることができる」と、スタディーカフェを構想した。 都城まちづくり株式会社と交渉し、まちなか交流センターのロビーを使わせてもらうことになった。市内4業者から茶菓子の提供も取り付けた。スマートフォンからのアンケート回答を条件に、無料で利用できる。 5人