辺野古新基地建設への抗議行動に参加する男性(63)が12日、名護市安和の採石場前で男性警察官に「触るな、汚(けが)れる」と言われたと抗議した。別の警官と並んで歩き、肩に手を置きながら雑談していると、問題の警官が割って入って発言したという。県警は本紙の取材に対し「調査中」と回答した。
辺野古新基地建設への抗議行動に参加する男性(63)が12日、名護市安和の採石場前で男性警察官に「触るな、汚(けが)れる」と言われたと抗議した。別の警官と並んで歩き、肩に手を置きながら雑談していると、問題の警官が割って入って発言したという。県警は本紙の取材に対し「調査中」と回答した。
【東京】米軍北部訓練場ヘリパッド建設工事の警備に当たるため、大阪府警から派遣された機動隊員が不適切な発言をしたことについて、稲田朋美防衛相は21日の会見で「大変不適切かつ残念な発言」としつつ、工事との関係は否定し「負担軽減」のため着実に進める考えを改めて示した。
沖縄県東村の米軍北部訓練場ヘリパッド移設工事の警備中、抗議する人たちに「土人」「シナ人」などと発言した大阪府警の2人の男性機動隊員について、府警は21日、「軽率で不適切な発言で、警察の信用を失墜させた」として共に戒告の懲戒処分にし、発表した。府警が不適切発言で懲戒処分にしたのは初めて。 監察室によると、男性巡査部長(29)は18日午前9~10時、「どこつかんどんじゃ、ぼけ。土人が」と発言。男性巡査長(26)がほぼ同時刻、近くで「黙れ、こら、シナ人」などと言ったという。巡査部長は10日、巡査長は11日から現地で警備にあたっていた。 巡査部長は「(抗議する人が)体に泥をつけているのを見たことがあり、とっさに口をついて出た」、巡査長は「過去に(抗議する人に対して)『シナ人』と発言する人がいて、つい使ってしまった」と説明。2人とも「侮蔑的な意味があるとは知らなかった」と話した、としている。 府警は
米軍北部訓練場ヘリパッド建設の抗議現場で、大阪府警から派遣された機動隊員が「シナ人」「土人」などと発言した問題で、大阪府の松井一郎知事は「命令に従って沖縄のために無用な衝突が起こらないように職務を遂行している」などと機動隊員を擁護する見解を示した。ヘイトスピーチに詳しい識者は「行政が差別をしっかりと非難し、二度と繰り返さないようにするべきだ」と指摘した。 松井一郎氏 ■大阪府知事が言及 【大阪】松井一郎大阪府知事は20日午前、登庁時に報道各社の取材に応じ「表現は悪かったし、反省すべきだと思う」と述べた上で「(発言した)彼自身、命令に従って沖縄のために無用な衝突が起こらないように職務を遂行しているわけで、あまりにも個人を特定されて、大メディアも含めて徹底的にたたく。これやり過ぎでしょう」と述べ、発言した警察官への報道が個人への攻撃になっているとの見解を示した。 「土人」と発言した警察官が警察
東村高江の米軍北部訓練場周辺で、警備活動中の大阪府警機動隊員が抗議する芥川賞作家の目取真俊さん(56)に「触るな。土人」と差別発言した。目取真さんに20日、当時の状況などを聞いた。(聞き手=中部報道部・比嘉太一) -発言をどうみるか。 「これまで隠れていた沖縄差別の根っこの部分が地面に露出した。
大阪府警の機動隊員による「土人」発言を「事実だ」と認め、「極めて遺憾」と謝罪した県警 県警は19日、米軍北部訓練場のヘリパッド建設を巡って警備に当たる大阪府警の機動隊員が抗議活動参加者に対し「土人」と発言していたことを「事実だ」と認めた。県警は一連の発言について「極めて遺憾だ」と述べ謝罪した。19日付で差別発言をした20代男性隊員は離県し、大阪府警へ戻ったという。処分については「大阪府警が判断する」としている。一方、菅義偉官房長官は19日午後の会見で機動隊員の発言について「許すまじきこと」と述べた。政府は事態の収束を急ぐが、県民への差別発言に対する反発が広がっている。 県警は18日時点での本紙の取材に「確認されていない」と回答していた。県警によると、男性隊員は18日午前9時47分ごろ、米軍北部訓練場N1ゲート近くの斜面で提供施設内側からフェンスを挟み、施設内に入らないよう警告していた。市民
大阪府警から派遣の20代 沖縄県警「不適切な発言だった」 米軍北部訓練場(沖縄県東村、国頭村)の約半分の返還に伴うヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の移設工事を巡り、現場の警備に大阪府警から派遣されている2人の20代の男性機動隊員が、工事への反対活動をしていた人たちに「どこつかんどるんじゃ、ぼけ、土人が」などと差別的な暴言を吐いていたことが分かった。沖縄県警が19日に「不適切な発言で、極めて遺憾」と事実関係を認めた。同県の翁長雄志(おなが・たけし)知事は強い不快感を示している。 県警によると、18日午前9時45分ごろ、東村高江の工事現場付近で、市民ら数人が侵入防止のためのフェンスをつかむなどして抗議していたのに対し、機動隊員の1人が「どこつかんどるんじゃ、ぼけ、土人が」「触るな」と発言した。
相模原市の知的障害者施設で入所者などが刃物で刺されて19人が死亡、26人が重軽傷を負った事件で、植松容疑者が病院に措置入院中だったことし2月、病院の担当者に対し、「ヒトラーの思想が降りてきた」と話していたことが分かりました。 植松容疑者はこの日のうちに措置入院となりましたが、翌日の20日、病院の担当者に「ヒトラーの思想が2週間前に降りてきた」と話していたということです。植松容疑者は発言の具体的な意味については語らなかったということですが、ナチスドイツを率いたヒトラーは、「優生思想」に基づいて障害がある人を組織的に虐殺したことで知られています。 その後、診断されていた「大麻精神病」などの症状がなくなったことや、「自分はどうかしていた」との反省のことばが聞かれたことなどから、「他人を傷つけるおそれがなくなった」と医師が診断し、市は3月2日に措置入院を解除をしました。 これについて、相模原市精神
26日午前2時ごろ、相模原市緑区千木良(ちぎら)の知的障害者施設「津久井やまゆり園」にナイフを持った男が侵入し、入所者19人が死亡し、26人が重軽傷を負った。神奈川県警は午前3時すぎに「自分がやった」と津久井署に出頭した元職員の植松聖容疑者(26)を逮捕した。 植松容疑者が2月の措置入院中、医師に「ヒトラーの思想が2週間前に降りてきた」と話していたことが27日、相模原市精神保健福祉課への取材で分かった。ナチスは、障害者の大量虐殺を行った歴史がある。 同課によると、津久井署から2月19日、「精神障害の疑いのあるものがいる」との連絡があり、職員が署で本人に面接。植松容疑者が大島理森衆院議長に「障害者総勢470人を抹殺する」との手紙を送ったことも署から把握しており、医師1人の診察を経て、緊急措置入院させた。 この時の尿検査で大麻の陽性反応が出ていたが、医師も同課も、県や署に連絡しなかった。麻薬取
運転手のてんかん発作が原因で小学生6人が死亡した事故などをきっかけに、昨年5月、持病が原因の交通事故を厳罰化する自動車運転死傷行為処罰法が施行されたが、てんかん患者の約6割が差別や偏見が強まったと感じていることが、日本てんかん協会(東京都豊島区、鶴井啓司会長)の調査でわかった。 調査は昨年7~8月、全国の20歳以上のてんかん患者や保護者らを対象に行われ、2022人が回答した。「差別や偏見が強まった」と答えた人は、「とても」(27%)と「やや」(30%)を合わせて57%だった。 このうち34%が「(勤め先から)解雇されたり心ない言葉をかけられた」と回答。差別や偏見が強まったと感じる場面は「日常生活」が67%、「職場」が42%、「学校」が10%だった。
今年秋にもリニア中央新幹線のトンネル掘削が始まる長野県下伊那郡大鹿村が、村内への防犯カメラ設置を検討していることが4日、分かった。工事関係者を含めて人の出入りが増えると予想されるためで、村議などから設置を求める意見が出ている。一方、「日本で最も美しい村」をアピールし、これまで村外から山村の暮らしに引かれる新住民を迎えてきた村なのに、排他的な印象を与えかねないと悩む声もあり、論議を呼びそうだ。 大鹿村によると、人口約1100人の同村には、国土交通省の河川監視用などを除くと防犯用や監視用のカメラはない。村内で設置を求める声が出たのは3年ほど前で、複数の自動販売機が荒らされた事件がきっかけ。村議会で設置を求める声が出て、村は検討を始めるとした。 村は、農業用重機の盗難が相次いで防犯カメラを道路脇などに設置した南佐久郡南牧村を視察。その結果、「しっかりした設備には多額の費用がかかる」(大鹿村総
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