プロレス・総合格闘技団体「IGF」の総帥、アントニオ猪木氏(71)が開催する北朝鮮大会(30~31日、平壌・柳京鄭周永体育館)に4人の米国人レスラーが参戦することが、本紙の取材で明らかになった。19年前の北朝鮮大会にも米国人選手は参戦しているが、当時とは状況が全く異なる。ブッシュ政権が「悪の枢軸」と名指しで批判して以来、米朝関係は緊張状態が続いているからだ。果たして米国人レスラーは無事生還できるのか、猪木氏を直撃すると…。 関係者によると、北朝鮮大会に参戦する米国人選手は“野獣”ボブ・サップ(39)、“ギター男”ジェフ・ジャレット(47)、エリック・ハマー(34)、ジョン・アンダーセン(42)の4人のレスラー。すでにビザの取得手続きを済ませているという。 前回1995年に平壌で開催した「平和の祭典」では米国のレジェンドレスラーで“ネイチャーボーイ”ことリック・フレアー、スコット・ノートン、