第20回は作家の平山夢明さん(聞き手は講座出身の作家の深町秋生さん)。アイディアの生み出し方や小説に対する想い、そして東日本大震災について話していただきました。 ◆大藪春彦賞受賞作『ダイナー』/執筆は人間の生理に反する ――『ダイナー』で第13回大藪春彦賞を授賞されました。おめでとうございます。傑作ですけれど、料理の描写がとくにすばらしいですね。料理はするんですか? 平山 おれ、料理しないんだよね。せいぜいゆで卵とかカップヌードル作るぐらい。食べるほう専門。 ――『ダイナー』では、ハンバーガーを作る過程も詳しく書いてます。 平山 おれは肉が食えないんだけど、ひき肉にしたハンバーガーならいけるんだよ。だから舞台をハンバーガー屋にしたんだけど、取材のためにあちこち食いに行ったよ。いろんなものを食って、ひとまず研究してみようと。原宿とかにあるんだよね。小じゃれた店がさ。そこでいろいろ食ったけど、
小説家(ライター)になろう講座 4月講師・平山夢明氏 「読者の目に食いつく文章を書く」 4月の講師は作家の平山夢明氏。2006年に『独白するユニバーサル横メルカトル』で第59回日本推理作家協会賞を受賞。2010年に『ダイナー』で第28回日本冒険小説協会大賞と第13回大藪春彦賞を受賞。多くの怪談話を手がける一方で、映像作家やラジオDJとしても活躍。日本のエンターテインメントを代表する作家のひとりである。本講座の講師は昨年4月に続いて2回目となる。 今回は、編集者の溝尻賢司氏(竹書房)、中西如氏(スタジオダラ)、中津宗一郎氏(角川春樹事務所)、藤野哲雄氏(光文社)をゲストとしてお迎えした。また講座出身の作家の黒木あるじ氏も参加した。 本講座の世話役である文芸評論家の池上冬樹氏による講師紹介と新年度の挨拶、そして東日本大震災で亡くなった方への弔意を表すため、一分間の黙祷を捧げてからのスタート
平山夢明先生の『DINER』が、大藪春彦賞を受賞されました。 ダイナー 作者: 平山夢明出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2009/10/22メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 140回この商品を含むブログ (71件) を見る http://www.asahi.com/culture/update/0128/TKY201101280573.html 大藪春彦賞に平山夢明さん「ダイナー」 第13回大藪春彦賞の選考会が28日、東京都内で開かれ、平山夢明さん(49)の「ダイナー」(ポプラ社)に決まった。賞金500万円。贈賞式は3月4日午後6時から東京・丸の内の東京会館で。 おめでとうございます! というわけで、この絶好のタイミングで告知させていただきます。 4月の「せんだい文学塾」は、平山先生を講師にお迎えいたします。 日時:4月23日(土)16時開場、16時半〜18時半開講予定 会
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