JR西日本岡山支社は30日、男性車掌(27)が特急で乗務中、業務用のタブレット端末でゲーム動画を見ていたと発表した。 車掌は「これまでにも複数回見た」と話しているといい、同支社は処分を検討する。 発表では、車掌は28日午後2時10分頃、鳥取県内を走行中の鳥取発岡山行き特急「スーパーいなば6号」(2両、乗客約70人)の乗務員室で、タブレット端末でゲームの動画を見ていたという。乗客が気付き、JR西日本に指摘した。車掌は「興味本位で閲覧した」とも説明。同支社は4月から、乗客に遅延情報や観光情報などを聞かれた場合に備え、全車掌にタブレット端末を貸与していた。 同支社の尾和正邦・副支社長は「誠に遺憾。職責の重大性を自覚するよう喚起し、指導・教育を徹底する」とのコメントを出した。