いま、インターネット選挙運動解禁に向けた動きが活発化しつつある。中でも、20代の若者が中心となって活動する《One Voice Campaign》というムーブメントが見過ごせない。その発起人・原田謙介さんと一緒に、インターネットがこれからの政治をどう変えうるのか考えてみた。 インターネットと政治の「今」。 インターネットは、その暴力的なまでの革新性で、あらゆる分野のしがらみを取り払ってきた。だが、こと日本の政治に関していえば、インターネットの力はまだまだ及んでいないのが現状だ。 日本では、選挙期間中のインターネットを使った選挙運動がいまだ解禁されていない。候補者が自身のWebサイトやブログを更新することも、TwitterやFacebookで有権者と意見交換することも明確に法律で禁止されている。 選挙期間中、立て札に候補者のポスターが掲示されているのをご覧になったことがある方も多いだろう(じ