南スーダンのPKO活動に関連し、政府は、陸上自衛隊の銃弾1万発をPKO協力法に基づき、国連を通じて韓国軍に提供しました。 PKO協力法に基づき国連に武器が提供されたのは初めてで、政府は、緊急性が高いことから、いわゆる武器輸出三原則の例外措置として実施したとする官房長官談話を発表しました。 南スーダンでは今月15日以降、首都ジュバでキール大統領を支持する軍の部隊とマシャール前副大統領を支持する部隊との戦闘が続き、東部のジョングレイ州では国連の施設が襲撃され、PKO部隊のインド軍兵士など少なくとも10数人が死亡するなど、緊張が高まっています。 こうしたなか、ジョングレイ州でPKO活動に参加している韓国軍から日本政府と国連に対し、部隊と避難民の防護に備え弾薬が不足していることから、PKOに参加している陸上自衛隊が所有する小銃用の5.56ミリ弾を提供してほしいという要請がありました。 これを受けて