米音楽産業の主導権を握るアップル。NPD Groupによると、同社は米国のオンライン音楽市場の69%をも占め、米国の音楽市場全体でも26.7%のシェアを確保している。 そのアップルに対して米司法省・反トラスト局が、同社オンライン音楽ビジネスのやりかたについて予備調査に入ったようだ。数人の情報筋から得た話として、NYタイムズ(nytimes.com)がスクープした。 米国の4大レーベル( EMI Music, Sony Music Entertainment, Universal Music Group and Warner Music Group)に対し、司法省の調査官が数週間前から接触を始めているという。調査の焦点は、レーベルがアマゾン(Amazon.com)で新しい楽曲を独占販売させないように、アップルがレーベルに対し圧力をかけているとの疑いについてである。 Billboard誌の3月