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探偵と怪人のいるホテル (幻想ミステリ作品集) 作者: 芦辺拓出版社/メーカー: 有楽出版社発売日: 2006/08/30メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (13件) を見る本格原理主義者・芦辺拓が書いたファンタジー作品集。ミステリ色は薄いので、比較的気楽に読むことが出来る。しかしそんな世界でもメタなアイデアを次々に繰り出す著者の力業には脱帽せざるを得ない。 最初の2編は《殺人喜劇王》の登場する怪人もので、メタな仕掛けも素晴らしい。「異類五種」「疫病草紙」は珍しい初期作品。「F男爵とE博士のための晩餐会」は来日中のアインシュタインとかの怪物が出会う話、「屋根裏の乱歩者」でも乱歩と「あの監督」を出会わせており、風太郎的な趣向が楽しい。そしてその手のアイデアの究極が最後の短篇「伽羅荘事件」。鮎川哲也と三人のレギュラーキャラを一堂に集めた上、暗号なども鮎川風、そしてラスト
作家デビュー25年を迎えた島田荘司さん(57)=写真=が精力的に活動している。6月に『帝都衛星軌道』(講談社)、7月に『溺れる人魚』(原書房)、8月に『UFO大通り』(講談社)、9月に『光る鶴』(光文社文庫)――と矢継ぎ早に新刊を出し、今月から『島田荘司全集』(南雲堂)の刊行も始まった。 が、作家の表情には厳しさがある。「新本格ミステリー」ブームを共に起こした盟友の編集者、宇山秀雄氏を8月に失っただけではない。「本格ミステリーは今、危機の時代にある」との思いが強いからだ。 「1987年に始まった新本格ムーブメントが一段落したのに、第二の綾辻行人、京極夏彦が登場していない。だから、自分が書かねばということなんです」 折しも、東野圭吾『容疑者Xの献身』の評価をめぐり、作家、評論家らが「本格とは何か」の論争を巻き起こしている。島田さんは論争からは距離を置きつつ、「『X』は小説として面白いし、本格
【特選】 ・最近人気あるスレ 名スレは自分で探すもの と↓の更新なしの言い訳>< ・月別特選スレ ・俳句書いてけ ・みんなのうたで萌えた ・ジャムパン仕掛けた ・すげぇ発見したかも ・新ジャンル「児玉 清」 ・最強のエロゲムービー ・野菜をレイプする ・ライアンですが ・スプー 映画予告 ・クイズこれなんてエロゲ ・DELLユーザー驚愕 ・胸を隠してる女の子 ・立体的に見える画像 ・5 0 の 事 実 ・警察署でジョジョ立ち ・きんたま袋のシワ ・良かった、童貞で ・1分で絵描いてみるか ・1000行ったら生きる ・スラムオナニー ・彼氏いない女の子おいで ・ひぐらしがなくですの ・暴君ハバネロにチンコ ・酷いよ圭ちゃん…くっ… ・ガチャピンチャレンジ ・ポッポのようすが… ・孤独のカレーパンマン ・絶対に事故らない車 ・奇妙な英単語ジョジョ単 ・節子…ドロップやない ・新ジャンル「ツン辺
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
[#改ページ] 聖(セント)アレキセイ寺院の殺人事件に法水(のりみず)が解決を公表しなかったので、そろそろ迷宮入りの噂(うわさ)が立ちはじめた十日目のこと、その日から捜査関係の主脳部は、ラザレフ殺害者の追求を放棄しなければならなくなった。と云うのは、四百年の昔から纏綿(てんめん)としていて、臼杵耶蘇会神学林(うすきジェスイットセミナリオ)以来の神聖家族と云われる降矢木(ふりやぎ)の館に、突如真黒い風みたいな毒殺者の彷徨(ほうこう)が始まったからであった。その、通称黒死館と呼ばれる降矢木の館には、いつか必ずこういう不思議な恐怖が起らずにはいまいと噂されていた。勿論そういう臆測を生むについては、ボスフォラス以東にただ一つしかないと云われる降矢木家の建物が、明らかに重大な理由の一つとなっているのだった。その豪壮を極めたケルト・ルネサンス式の城館(シャトウ)を見慣れた今日でさえも、尖塔や櫓楼の量線
メタ探偵ってどういう定義なんですか? 説明条件 ・私は清涼なんとかかんとかという人の作品はおろか、一般的な小説をまったく読んでいません。 ・探偵業がどういうものかはわかっているつもりです こんな私に、わかりやすくかつ明確に、メタ探偵の実例、非メタ探偵の実例も挙げた上で説明してください。
甘すぎた。気持ち悪い。 読むともなしに自分の過去記事を読み返していた。その流れで、1998年9月の大森望「狂乱葛西日記」を読む。千街晶之の批判に大森望が答えているわけだが、以下の記述にいたく刺激される(9月10日分)。 http://www.ltokyo.com/ohmori/980911.html もうひとつ、千街晶之は、Dの危惧(「こういうのばかり読んでミステリーとはこういうものだと固まっちゃった読者が、フィードバックして大挙して作家になったらイヤだなと思う」)を受けたOが「無根拠に「それは大丈夫」と断言し、楽観的な未来予想図を描いてみせる」と書いているが、根拠を挙げているのは引用中の発言を見ればわかるとおり。 でもDの危惧は当たってるじゃないかと千街晶之が持ち出すのが、最初のほうでふれた某応募作品なのだが、ゴキブリじゃないんだから、一匹いたら三十匹はいるぞと大騒ぎすることはないと思う
済みません。「サマー/タイム/トラベラー」より前に「すべてがFになる」を読み終えてしまいました。(「サマー/タイム/トラベラー」も既に読み終えましたが。) すべてがFになる (講談社文庫) 作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 1998/12/11メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 241回この商品を含むブログ (589件) を見る 私、ミステリーをほとんど読んだことがないのですが(ポーは「黒猫」しか読んだことないですし。ドイルは子どもの時に沢山読みましたが子ども向けのダイジェスト版だったしなぁ。)これはかなりまっとうなミステリーだと思います、多分。 で、「すべてがFになる」がまっとうなミステリーであるとしてなのですが、読んで「あれ?」っと思ったこと。探偵役の犀川助教授と萌絵(「S&M」と呼ぶそうですが)は、事件に関わっても変化しないんですね。探偵は当然、事件に関わる存
少なくとも「トリックはミステリーの生命線」なんて考え方は古すぎる。 「ミステリー」って伸ばして書くのがそもそも相当古いよね(笑。それは言い過ぎか。 無論、金田一少年が島田荘司のトリックを意図的に「盗用」したものであることは間違いない。そのことを否定するつもりが全くないことは最初に書いておく。 もう一つ書いておくと島田荘司『占星術殺人事件』のトリックは今の時代ほとんどありえないといえるほど独創性の高いものであり、またプロットそのものと緊密な関係があるという意味で同作品の「生命線」といってよい。このこともすでに評価として定まっている。そこに異論はない。 言いたいのはもっと別のことだ。 ミステリこそ、アイディアの一回性が他のジャンルとは比較にならないほど重要視される様式であり、自然その問題に関する議論も伝統的に活発で、その分成熟しているということもいえよう。 そのミステリ業界内では、後述する通り
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