記事内容の要約 たべみるは、「食」に関するリアルタイムな市場ニーズを分析するサービス 検索は「これを食べたい」という未来に向けた行動、だからニーズがわかる 当初は、データの持つ力をクックパッドの社内外でも生かしきれなかった 2014年1月にリニューアルスタートしたクックパッド株式会社のデータ分析サービス、「たべみる」。食品会社や食品卸売業、小売業、調理器具メーカーまで、食に携わるあらゆる企業が利用できるサービスだ。その基盤となっているのは、クックパッドが2009年以降に蓄積してきた「レシピの検索データ」である。「何を食べようかな……」という生活者のニーズを表した検索データから何がわかり、食品産業をどう支援するのか。クックパッド株式会社 データビジネスグループ 中村耕史氏に聞いた。 ハロウィンでも人気の「ギョーザの皮」 「ハロウィンの時期になると、〈ギョーザの皮〉の検索が増える」――。こう聞