1970年代から90年代にかけ日米は長期にわたる歴史的な自動車貿易摩擦を経験した。フォード政権時代に対立が本格化し始め、カーター政権時代の80年には日米政府の局長級協議を開催。同年5月には日本側が「日米自動車パッケージ」とする自主的措置を発表。背景には石油危機とドル高進展で米国の輸入車が78年から79年にかけ2割弱も急増したことがある。米自動車大手ビッグスリーでは解雇が相次ぎ、クライスラーは倒
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