KDDI(au)が、携帯通信料金に敏感な利用者層を取り込む陣取り合戦で奇策を繰り出してきた。大手通信事業者から回線を借りて割安な料金体系で提供する「格安スマートフォン(スマホ)」事業者への流出が続くなか、その一角であるビッグローブを1月末をメドに完全子会社化する。KDDIの勝算はどこにあるのか。ビッグローブの主力事業はインターネット接続事業(プロバイダー)だ。200万人あまりの会員があり、ネッ
ISP(インターネット接続事業者)大手のNECビッグローブは、2014年4月1日付けで「ビッグローブ」に社名変更したと発表した(画面)。NECから投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)への経営権移行に伴うものだ(関連記事:ビッグローブ売却のNEC、2013年4~12月期営業利益は前年同期比66.9%減の237億円)。 旧ビッグローブ株式はNECが78.0%を保有し、残りを住友商事や三井住友銀行などが保有していたが、今後は全株をJIP傘下の特別目的会社が保有する。 併せて新経営体制も発表した。代表取締役社長の古関義幸氏は留任したが、5人の取締役のうち3人をJIP側から出す。4月8日に東京都内で事業方針説明会を開催し、今後の方針について説明する。 [ビッグローブのWebサイト]
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く