米連邦準備理事会(FRB)の利上げをきっかけに、世界経済の先行きに改めて関心が集まっている。景気動向を敏感に映す投資マネーの流れに変化はあるか。英大手投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズの日本法人会長、車谷暢昭氏に聞いた。予定額を上回る――プライベート・エクイティ(PE)と呼ばれる投資ファンドに資金が集まっているようです。「世界的に見てPEファンドに集まる資金の規模は、少し前までは年間
【ニューヨーク=山下晃】「何かが間違っている」。米銀JPモルガン・チェースを率いるジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は毎年恒例の株主への書簡で米経済への違和感を表明した。学生のローン負担の拡大や米国が投入した巨額の戦費を疑問視。米経済への強い自信を表明する一方でリスク要因にも言及した。ダイモン氏は4日付の株主への書簡を公表した。米景気の力強い発展への自信を強調しながらも米国経済の問題
――昨年夏から一貫してトランプ大統領の誕生を唱えていました。「世界的な趨勢と同様に米国社会でも既存秩序への不満が高まっていた。ポピュリズム(大衆迎合)に傾く機運は容易に止められない」「1972年からすべての米大統領を正しく予測してきた。コツは、まず『絶対に勝てない候補』を除外すること。民主党候補になったヒラリー・クリントン氏がまさにそれだった。彼女は8年前にすでにオバマ大統領に大敗した。今回
2014年9月にアメリカン・エキスプレス・インターナショナルの社長に就任した清原正治氏。ゼネラル・エレクトリック・キャピタル・コンシューマー・ファイナンスや、日産自動車のグローバル販売金融担当など、コンシューマ向け金融について豊富な経験を持つ人物だ。 「より広く、深く」をコンセプトとして事業を展開する、と語る清原氏に、これからのアメリカン・エキスプレスについてインタビューした。 アメリカン・エキスプレスは「生活の一部」になりたい 以前、アメリカン・エキスプレスの中島好美副社長にインタビューしたとき、印象的だったのが「競合はカード会社ではなく、現金(キャッシュ)」「アメリカン・エキスプレスは生活の一部になりたい」というフレーズだ。その思いはまったく変わらない、と清原社長は話す。 「(日本の)クレジットカード全体の市場規模は、キャッシュの約4分の1と言われています。私たちの最大のライバルは、他
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