韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領は、25日、就任から2年となります。 政権発足後しばらく続いた高い支持率はここにきて30%前後まで低下していて、その影響は、韓国の内政にとどまらず、国交正常化50年を迎えた日韓関係にも及びかねない状況です。 おととし2月25日に就任した韓国のパク・クネ大統領は、アメリカや中国への訪問など外交面が高く評価されたこともあり、1年目はおよそ60%という高い支持率を誇りました。 しかし、去年4月の旅客船沈没事故で政府の不手際に批判が集中して支持率は下がり始め、最近は国民や国会とのコミュニケーションを欠いているという印象が広まり、30%前後まで低下しています。 パク大統領の堅い支持基盤だった中年層の支持離れが目立つほか、経済の先行きの不透明感が一段と強まるなか、縮まらない格差や若者の就職難も国民の不満の増大につながっています。 パク大統領は、先週、最側近の秘書室長の更