【ソウル=山田健一】韓国大統領選は国内外の問題や矛盾が山積する中で9日の投開票日を迎える。中国とのミサイル配備を巡る摩擦や北朝鮮の度重なる挑発、国内の経済格差などそれぞれが投票行動を左右する。葛藤を抱えながら、投票に思いをめぐらす有権者たちの現場に迫る。4月21日金曜日。ソウルから済州道(済州島)に向かう午前の航空便は、週末を家族で過ごそうとする旅客で満席だった。だが、空港に降り立ち、車で北部
「ポスト朴槿恵(パク・クネ)」を争う韓国大統領選。5月9日の投開票日が迫るなか、中道系の野党第2党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)前代表の支持率が急伸し、革新系の最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が独走する従来の構図が崩れた。2人の背後で、目立つことを嫌ってきた「票」が飛び交う。
【ソウル=山田健一】韓国検察は27日、サムスングループから賄賂を受け取った疑いなどで朴槿恵(パク・クネ)前大統領の逮捕状をソウル中央地裁に請求した。地裁は30日の審査で逮捕状発付の是非を判断する。検察は朴氏の違法行為が「重大な事案」にあたると認定。逮捕を求める世論を背景に事情聴取から5日で逮捕状請求に踏み切った。次期大統領選前に朴氏の捜査を終結させる姿勢を明確化した。
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