ソニーが2018年春にもイヌ型の家庭用ロボット(総合2面きょうのことば)を発売する。「AIBO」の開発を終了して以来、バラバラになった研究者を集めており、ロボット事業への再参入は12年ぶりとなる。構造改革にメドを付けたものの新たな価値を生み出していると言い切れないソニー。人工知能(AI)で先行し、新市場を生み出す米IT(情報技術)大手に、日本が強いメカニクスを軸にして対抗する狙いだ。
![ソニー、家庭用ロボ来春に - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/328fb825550f1b04a60e5661b16b6a6dc9e1cc58/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSKKZO2203667008102017MM8000-1.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3Da453d26249728e648cfe95975a2deab6)
「人間らしい見かけだけが、人間らしさを表現する方法か」――東京大学と大阪大学は7月29日、“生命らしさ”を持つという機械人間「オルタ」(Alter)を発表した。オルタは、動きの複雑さによって人間らしさを表現することに挑戦したアンドロイド。皮膚に相当する部分を最小限にし、機械がむき出しとなっている。 「アンドロイドは10分見ていられるようにするのが大変。しかし、以前開発したアンドロイド「エリカ」と比べ、かけている時間もお金も少ないにもかかわらずオルタはその10分に耐えられる」と石黒教授は話す 開発したのは、東京大学大学院総合文化研究科の池上高志教授と学生の土井樹さん、大阪大学大学院基礎工学研究科の石黒浩教授と助教の小川浩平さんの4人。主な役割分担としては、ロボット作りを担当する大阪大学では小川さんがアンドロイドを制御するツールを開発し、人間らしさの制御を担う東京大学では土井さんが動きや音をメ
キヴァ・システムズと言う名前は聞いたことがなくても、アマゾンの配送センターを支えている技術と言えば、誰でも聞き耳を立てたくなるだろう。しかもキヴァ・システムズはただの技術ではなく、ロボット技術でアマゾンの競争力を背後からサポートする。ミック・マウンツは、そのロボット技術を考案した人物だ。 マウンツがキヴァ・システムズを創設したのは2003年。2012年にアマゾンは同社を7億7500万ドルで買収した。その技術にほれ込んでのことだ。 それでは、キヴァ・システムのロボットはいったい何をするのか。簡単に説明しよう。 これまで配送センターでは、作業員が忙しく倉庫内を歩き回るのが普通だった。商品はそれぞれの棚に整頓されているが、オンライン・ショッピングなどで客が注文する商品はまちまち。作業員は方々の棚に商品を取りに行くのが当たり前だった。複数の商品が注文されると、それらがまとまって並んでいることはまれ
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