【ソウル=細川幸太郎】韓国法務省は12日、サムスン電子トップの李在鎔(イ・ジェヨン)副会長の特別赦免(日本の恩赦に相当)を決定した。2021年に仮釈放を受けていた李氏の就業制限が解かれ、経営主導体制が整うことになる。今回の赦免の対象は経営者らが多く、注目を集めていた李明博(イ・ミョンバク)元大統領は含まれなかった。赦免は15日付。韓国では毎年、日本の植民地支配からの解放を祝う8月15日の「光復
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスンは28日午後、サムスングループのコントロールタワーを担う未来戦略室を廃止し、各系列会社の代表取締役と取締役会を中心とした自主経営を強化すると発表した。グループの社長団会議も廃止するという。 また、未来戦略室の崔志成(チェ・ジソン)室長(副会長)と張忠基(チャン・チュンギ)次長(社長)ら幹部全員が辞任した。
韓国サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長の逮捕を受け、サムスングループは集団指導体制を強める。当面は約60社の「社長団会議」を中心に意思決定をする。司令塔組織「未来戦略室」の解体も延期する見通しだ。初のトップ逮捕という事態を迎え、安定を最優先する布陣を敷くが、中心となる経営者を欠くことで判断や改革が遅れる恐れがある。
【ソウル=山田健一】最大の韓国財閥(総合2面きょうのことば)、サムスン電子の事実上のトップ、李在鎔(イ・ジェヨン、48)副会長が17日、特別検事に逮捕された。贈賄など5つの容疑。創業以来、司令塔が初めて不在になる異常事態を迎える。サムスンは、複雑なグループ支配の構造を改め、李容疑者の力を強める経営改革を検討していた。今回の逮捕劇で巨艦の行方は迷走しかねない。(関連記事総合2面に)「運命の一日」
【ソウル=山田健一】ソウル中央地裁は16日、韓国サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長の贈賄などの容疑に関する逮捕状を審査した。李副会長の令状審査は1月に続き2回目。裁判所が逮捕を認めれば、17日にも拘束される。経済界は慎重な対応を求めるが、逮捕を望む「反財閥」の世論は強い。異例の2度目の逮捕状請求に踏み切った特別検事を後押ししている。「大手財閥の既得権を許すな」。2月上旬、サムスンが株主
韓国の大手電機メーカー、サムスン電子のことし1月から3か月間の決算は、新型のスマートフォンや半導体の販売が好調だったことなどから、売り上げ、営業利益とも前の年の同じ時期を上回って3四半期連続の増収増益となり、落ち込んでいた業績が持ち直す傾向を見せています。 これでサムスン電子は、3四半期連続して売り上げ、営業利益ともに前年同期を上回り、スマートフォンを中心にアメリカのアップルや中国メーカーとの激しい競争によって落ち込んでいた業績が持ち直す傾向を見せています。 売り上げの増減を製品別にみますと、スマートフォンは8%の増加で、防水機能を強化した新型機種「ギャラクシーS7」などの販売が好調なことが大きいとしています。また半導体は9%の増加と最も高い伸びで好調を維持しています。 サムスン電子は引き続き新型スマートフォンの販売に力を入れるとともに、ディスプレー事業も拡大することで業績の回復傾向を維持
「悲運の後継者逝く」――。2015年8月14日、サムスングループ創業者の長男である李猛熙(イ・メンヒ=1931年生)氏が療養中の北京で死去すると韓国のメディアはこう大きく報じた。一度はグループ後継総帥の座を手にしながら、創業者である父、後継者となった弟との激しい対立劇に翻弄されてしまった。ここにも韓国財閥のオーナー経営の悲哀と過酷な人生があった。 李猛熙氏の遺体は北京からソウル大病院に運ばれ、弔問所が設けられた。韓国の各界の関係者が続々と弔問に訪れた。 「サムスングループのオーナー家の関係者が続々と弔問に訪れる様子を見て、ようやく故人も浮かばれると思った」。韓国の産業界を長年取材してきた韓国メディアの幹部はこう語った。 サムスンオーナー家、葬儀に勢ぞろい 弔問には、サムスングループを創業した李秉喆(イ・ビョンチョル=1910年~1987年)氏の1929年生の長女のほか、すでに死去している次
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