我が国の一大オーナーブリーダーである西山牧場のダーレーへの売却は、インパクトのあるニュースでした。その昔、「競馬報知」誌上で西山氏の連載を楽しみにしていた者としては隔世の感があります。 ところで、この件に関連して、西山牧場の種牡馬導入の失敗を遠因として触れる記事が多いようです。 だが、その後は相次ぐ導入種牡馬の失敗などで次第に成績が落ち込み、90年代に入ると繁殖牝馬を削減して少数精鋭方式に方針転換。それでも、目立った成果は挙げられずに昨年はリーディング17位まで順位を下げていた(今年度は現在13位)。 (スポーツ報知) また、愛読している馬券日記オケラセラさんでも、下記のように記されています。 西山牧場の大きな痛手のひとつとなったのは種牡馬事業の失敗だろう。スターアッフェアー、シェルシュールドール、シャンペンチャーリー、マラキム、ケラチ…。どれも一癖ある血統で成功すれば面白いのだろうが、ほ