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文学に関するSouthendのブックマーク (62)

  • 万城目学氏、直木賞を受賞する - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

    昨年、十二月二十一日のことである。 森見登美彦氏は、万城目学氏と、ヨーロッパ企画の上田誠氏との忘年会に参加した。年末の京都に清らかなおっさんたちが集う忘年会も、すでに六回目を数える。 「六回目といえば」 ということで、万城目氏が新作『八月の御所グラウンド』で六回目の直木賞候補になっているという話になった。 しかし万城目氏の顔つきは暗かった。 「どうせあかんねん」 「待ち会はしないんですか?」 「そんなもんせえへんわ。いつもどおりにしてる」 それはいかん、と登美彦氏は思った。度重なる落選にウンザリする気持ちはよく分かるが、直木賞はようするに「お祭り」なのであって、盛りあがらなければ損である。「待ち会」は落ちてからが番なのだ。落選したってええじゃないか! 「何をいじけてるんです。待ち会やりましょう!」 「なんでやねん!」 「やるなら東京まで行きますって」 「あ、それなら僕も行きます」と上田氏

    万城目学氏、直木賞を受賞する - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
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    Southend 2024/01/19
    めでたいなー。/疲れた疲れた言いはるのでつい年齢を調べてしまったが、脱出ゲーム一本でへとへとになるお年頃よね……となった。
  • 芥川賞・九段理江さん 受賞作はチャットGPT駆使「5%くらい文章そのまま」「うまく利用しながら」 - スポニチ Sponichi Annex 芸能

    芥川賞・九段理江さん 受賞作はチャットGPT駆使「5%くらい文章そのまま」「うまく利用しながら」

    芥川賞・九段理江さん 受賞作はチャットGPT駆使「5%くらい文章そのまま」「うまく利用しながら」 - スポニチ Sponichi Annex 芸能
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    Southend 2024/01/18
    「著者」というのが「原作・編集校正」と近似した意味になっていく未来もありえると思うし、別にそれもアリだと思うが、一方で、<棋士「5%(例えば5手/局)だけAIが打ちました」>との違いはなにか、と考えもする。
  • 「夢女子が選ぶ2023年の100人」|_ui12

    「夢女子が選ぶ2023年の100人」とは?Xユーザーの夢女子に、「私にとって2023年はこの人」というキャラクターをアンケートにて推薦してもらいました(アンケート回答期間:11/3~12/31)。そのアンケートの結果をもとに、より推薦数の多かった100人を「夢女子が選ぶ2023年の100人」として紹介しようという企画になります。(過去の結果はこちら→2022年、2021年、2020年、2019年、2018年) 選出方法Xにて推薦を募るポストを投稿し、得られたデータから推薦数の多い順に100名を選出しました。推薦数が同じだった場合には、コメント数を参考にしました。合計で3356票の推薦をいただきました。推薦してくださった夢女子の皆様、当にありがとうございました! 夢女子が選ぶ2023年の100人※読む人によってはネタバレや解釈違いが含まれますのでご注意ください ※夢文化や夢女子をからかった

    「夢女子が選ぶ2023年の100人」|_ui12
  • すでにプロだった人が小説家に転向した人を教えてください

    元々小説以外の分野で活躍し、プロフェッショナルな行き方をしていた人が小説家になったというケースを探しています。 なぜこのような人を探しているのかというと、『巨大投資銀行』『トップレフト』などを著作に持つ黒木亮氏の作品があまりに面白かったからです。 この小説は、金融の世界でプロフェッショナルとして生きていない限り、絶対に書けない小説でした。 金融の世界にいた人間が書く小説。これは、その世界の匂いがわかるほどリアルなものでした。 圧倒的な知識に裏打ちされた小説は、それだけで心地よいものであるともわかりました。 単に文章がうまい、文学的に表現する、などの小説家は求めていません。吉ばななのような小説家は不要です。 小説家になる前に、すでに別世界でプロフェッショナルとして生きていて、小説家に転向した人を教えてください。 ■追記 見当違いな小説家の名前を挙げてる方が多いので追記。 「元々別の職業をし

    すでにプロだった人が小説家に転向した人を教えてください
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    Southend 2023/12/20
    北杜夫(精神科医・船医)、堺屋太一(官僚)、伊集院静(電通)、荒俣宏(現マルハニチロ)、筒井康隆(乃村工藝社)、森博嗣(大学教員)、海堂尊、町田康、辻仁成……医者とミュージシャンは幾らでもいそう。
  • 東京に住んでいない俺がどこで文化を享受しているか

    これはいま、おれの中にひとつわりと明確な答えがあって、それは "スーパーセンタートライアルに向かう途中の田んぼ道"です おれの住んでる田舎は、市の人口5万人とかなんで、かなりザコいんだけど、24時間営業のスーパーセンタートライアルを抱えている そんで俺はそっからチャリで5分程度のとこに住んでいる そうすっと、夜10時からでも、思い立ったらチャリに乗って、でけえスーパーで買い物ができるわけですよ まずこれはひとつの文化と言って良い スーパー って博物館だからさあ! そんで、そこまで行く途中の道、これもまたいいわけ 中規模の川が近くにあるから、いまの季節、サワガニが地面を這い回っているんですよ まず、玄関からチャリまで歩く過程で、スマホのライトに照らされて、聞き取れるくらいデカい足音を立ててカニが逃げる、おれはウオっと思ってちょっとのけぞる、こういう体験が、よくわかんねえけど、ひとつの原体

    東京に住んでいない俺がどこで文化を享受しているか
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    Southend 2023/07/29
    人口5万の田舎にもこの人が生息しているのがつまり「文化」であって、上野や岡崎に有名な芸術作品が集まることや、吉祥寺や一乗寺にいい感じの個人店舗が集まることは、また別のジャンルの話だよなあ、と思う。
  • 「弱い自分が嫌になるよな。でもどうにかやっていこうぜ」という柔かい魂の領域、文学やアートからも駆逐されている気がする

    スドー🍞 @stdaux 「勉強、嫌いだよな。仕事、怠けちまうよな。悪いこと、ついしちまうよな。弱い自分が嫌になるよな。でもどうにかやっていこうぜ」という柔かい魂の領域、文学やアートからもわりと駆逐されているのでは 2023-06-12 12:26:27

    「弱い自分が嫌になるよな。でもどうにかやっていこうぜ」という柔かい魂の領域、文学やアートからも駆逐されている気がする
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    Southend 2023/06/15
    サムネがちいかわで答えが出てる気もするが、むしろ昔より増加・多様化してるのでは。敢えて言えば「弱さ」の格差が拡がってる印象はある。『スキップとローファー』あたりが刺さる層はむしろ厚くなってるというか。
  • 文學界新人賞・市川沙央さん 「なにか職業が欲しかった」ままならぬ体と応募生活20年の果てに 「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」#1|好書好日

    第128回文學界新人賞 受賞作品「ハンチバック」 親が遺したグループホームで裕福に暮らす重度障害者の井沢釈華。Webライター・Buddhaとして風俗体験記を書いては、その収益を恵まれない家庭へ寄付し、Twitterの裏垢では「普通の人間の女のように子どもを宿して中絶するのが私の夢」と吐きだす。ある日、ヘルパーの田中に裏垢を特定された釈華は、1億5500万円で彼との性交によって妊娠する契約を結ぶ――。 療養生活という名の引きこもり 取材は市川さんが両親と暮らす自宅で行われた。お母さんに案内された部屋で、市川さんと目が合った瞬間、その射貫くような眼差しに気圧された。市川さんは筋疾患先天性ミオパチーという難病により、人工呼吸器を使用しているため、発話に大変な体力を使い、リスクもある。そのため取材も、あらかじめメールで回答をもらい、補足のみ、最小限お話いただく形をとった。 目力の強さはそれが市川さ

    文學界新人賞・市川沙央さん 「なにか職業が欲しかった」ままならぬ体と応募生活20年の果てに 「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」#1|好書好日
  • イエス・ノー遺影(イエス・ノー健一)

    anond:20230208195420 の続き】 仕事帰り、烏丸六角のファミマで買い物をしている最中に、この3年近く恒常的にセックスをしている男性から、「健一が亡くなったそうです」というLINEが入った。 この男性はどうにもこういうところがある。 身近な人間を基呼び捨てで呼ばわるところがある 母は「幸子」、母方の祖母は「ひさ江」、父方の祖父は「トメ吉」という具合に。ちなみに「トメ吉」については、まったく止まってはおらず、その下に「スエ」という妹がいる。 昔の人は、ある種なんとも露骨だ。 「子どもはもうこれ以上いらない」という気持ちを、今生まれてきた当の子どもの名前に込めてやるなよと私なんかは思ってしまうが、当人たちは一度避妊に失敗し、念押しのようにさらにその下に込めたりしているのだ。 現代なら「その名づけは虐待」とか普通に言われてしまいそう。 そういうふうにして、彼・彼女たちがそれぞ

    イエス・ノー遺影(イエス・ノー健一)
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    Southend 2023/03/29
    「オカンが烏丸六角でな、“よく茂った松の枝を一本、片手に握りしめたビジネススーツ姿の中年男性”が四条方面へ向かうのを見た言うねん」「その特徴はもう完全に短大へおつかいを頼まれた池坊関係者なのよ」
  • 詩人・天沢退二郎さんが死去 「<地獄>にて」で高見順賞 | 毎日新聞

    毎日新聞のニュースサイトに掲載の記事・写真・図表など無断転載を禁止します。著作権は毎日新聞社またはその情報提供者に属します。 画像データは(株)フォーカスシステムズの電子透かし「acuagraphy」により著作権情報を確認できるようになっています。

    詩人・天沢退二郎さんが死去 「<地獄>にて」で高見順賞 | 毎日新聞
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    Southend 2023/01/28
    "喪主は妻マリ林(まりりん、本名・衆子=しゅうこ)さん。"
  • 受刑者が審査員を務める文学賞「囚人たちのゴンクール賞」を、フランス人はどう受け止めているのか | ゴンクール賞による最新の取り組み

    フランスで最も権威ある文学賞のひとつ、ゴンクール賞。この文学賞から派生して生まれたのが「囚人たちのゴンクール賞」と呼ばれるもので、刑務所に収監されている囚人たちが審査員を請け負う。こうした取り組みは現地でどのように受け止められ、そして囚人たちに、どのような影響を与えているのだろうか。 ゴンクール賞は「フランス文化における聖域」 ロワール渓谷の都市オルレアン近郊の街サランでの、ある日の午後のこと。フランスの最も新しい文学賞の「審査員」たちが、牢獄から次々に出てきた。彼らは鉄条網が張り巡らされた白く高い塀を通り過ぎ、金属探知機を通り過ぎ、重い扉をガチャンと閉め、それから窓に鉄格子がつけられた明るい小教室に入ってゆく。 囚人たち──オルレアン・サラン刑務所に収監された十余名の男女──が集められ、2022年にフランスで出版された小説の中からベストの作品をピックアップする話し合いが行われた。ある者は

    受刑者が審査員を務める文学賞「囚人たちのゴンクール賞」を、フランス人はどう受け止めているのか | ゴンクール賞による最新の取り組み
  • 本を読んだことがない32歳が初めて「走れメロス」を読む日 | オモコロブロス!

    この記事は、今までを読んだことがないWEBライターが「走れメロス」を読破する記事です。 <この記事に出てくる人> WEBライター。を読んだ経験はゼロ。漫画ならいっぱいある。 友達。みくのしんがを読む手伝いをする。 を読むということで 終始、不安そうなみくのしん 緊張するわ〜。予防接種の待合室みたい みくのしんは今まで何かを読んだことはないの? う〜ん。学生の頃に友達から「キノの旅」を勧められたことがあるんだけど…… お〜いいじゃん! 短編だから読みやすかったんじゃない? あれってたしか言葉を話すバイク? が出てきたよね? そうそう。エルメスね! 懐かしいな〜! 俺は「バイクがしゃべる」という事実が理解できなくてギブアップしちゃった Oh… ▼シーンやキャラクターの顔や声色など、書いてあることを自分なりに飲み込んで、脳内で想像しないといけない。それを文字を読みながら行うという処理が

    本を読んだことがない32歳が初めて「走れメロス」を読む日 | オモコロブロス!
  • 『無人島のふたり』余命宣告された作家の最期の日々 - HONZ

    訃報はいつだって突然だ。著名人が亡くなると、生放送中のスタジオに報道の人間が原稿をもって駆け込んでくる。速報は一刻も早く放送するのが鉄則だが、そこに記された名前に驚き、思わず足が止まってしまうことがある。訃報にあらかじめ心の準備をしておくことなんてできない。誰かの死に慣れることはこの先もきっとないだろう。 山文緒さんが亡くなったという報せも突然だった。 2021年10月13日、膵臓がんのため死去。58歳だった。 山さんは前年、7年ぶりとなる長編小説『自転しながら公転する』を発表したばかりだった。地方のショッピングモールで働く32歳の女性を主人公にした同作はまぎれもない傑作だった。 NHKの『朝イチ』だったと思うが、軽井沢のご自宅で、キツツキが家の外壁に開けた穴をリポーターに見せたりしながらインタビューに答えていたのをおぼえている。その時の楽しそうな表情がとりわけ印象に残っているのは、山

    『無人島のふたり』余命宣告された作家の最期の日々 - HONZ
  • 『花束みたいな恋をした』のレビューにおいて、押井守とショーシャンクの話ばかりするのは極めて恣意的で不公平なジャッジ。なぜならふたりの主戦場は映画ではなく文学だから。 - 自意識高い系男子

    書いたな!俺の前で!『花恋』の話を! comip.jp bucchinews.com レンタル解禁の余波なのかなんなのか、2021年最強邦画『花束みたいな恋をした』の話題がにわかに再燃してきているようだ。私はこの映画を劇場で6回観た。死ぬほど好きな作品である。 この映画に対する論評としてよく語られるものに「サブカルクソ野郎を描いた作品」というものがある。例えば↑にリンクしたコラムにおいて、ロマン優光氏は以下のように書いている。 『花束みたいな恋をした』を見て:ロマン優光連載200 - ブッチNEWS(ブッチニュース) 劇中、二人が付き合うきっかけになったのはアニメ・映画監督の押井守氏(そのシーンのためだけに人が出演している)なのだけど、まずその人物が押井守なのが絶妙なセレクトだ。大メジャーではないがそれなりに世間的知名度がありマニアックすぎず、二人の趣味嗜好をわかりやすく伝えるのにぴった

    『花束みたいな恋をした』のレビューにおいて、押井守とショーシャンクの話ばかりするのは極めて恣意的で不公平なジャッジ。なぜならふたりの主戦場は映画ではなく文学だから。 - 自意識高い系男子
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    Southend 2021/11/28
    『ピクニック』が短編で、単体としては出ていない(『こちらあみ子』所収)作品だ、というマイナー性がポイントなのかと捉えていた。(読まずに浅いブコメ)
  • 一度でも俺に頭を下げさせたヤツは全員死ねばいいのに

    一度でも我に頭を下げさせし 人みな死ねと いのりてしこと (石川啄木)

    一度でも俺に頭を下げさせたヤツは全員死ねばいいのに
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    Southend 2021/05/07
    ちゃんと5・7・5・7・7で端正(そうか?)。
  • 芥川賞に宇佐見りんさんの「推し、燃ゆ」 | NHKニュース

    第164回芥川賞と直木賞の選考会が東京で開かれ、芥川賞に宇佐見りんさんの「推し、燃ゆ」が選ばれました。 芥川賞の受賞が決まった宇佐見りんさん(21)は、神奈川県在住の大学2年生で、高校生の頃から小説の執筆を始め、大学では国文学を専攻しています。 おととし、母と娘の愛憎を描いた小説「かか」で文藝賞を受賞して大学1年で作家デビューし、翌年、この作品で三島由紀夫賞を史上最年少で受賞して話題となりました。 芥川賞は今回、デビュー作に続く2作目で初めて候補となり、受賞を決めました。 受賞作の「推し、燃ゆ」は、学校にも家庭にもなじめずに生きづらさを抱えながら、「推し」と呼んでいる男性アイドルを応援することを心の支えにしている女子高校生が主人公の物語です。 「推し」がファンを殴ったという炎上事件をきっかけに心の均衡が次第に崩れ、「推し」を失う痛みに直面してもがき続けるさまを、繊細な心理描写でつづっていま

    芥川賞に宇佐見りんさんの「推し、燃ゆ」 | NHKニュース
  • 花村萬月 on Twitter: "俺が駆け出しのころだ。見城がまだ角川書店にいた時代だ。角川書店担当Sに上司の見城を紹介された。編集者なのにチープな文学意識の抜けていない薄気味悪いマッチョだった。自費でつくったらしい阿部薫の本をわたされた。ま、それはいい。"

    俺が駆け出しのころだ。見城がまだ角川書店にいた時代だ。角川書店担当Sに上司の見城を紹介された。編集者なのにチープな文学意識の抜けていない薄気味悪いマッチョだった。自費でつくったらしい阿部薫のをわたされた。ま、それはいい。

    花村萬月 on Twitter: "俺が駆け出しのころだ。見城がまだ角川書店にいた時代だ。角川書店担当Sに上司の見城を紹介された。編集者なのにチープな文学意識の抜けていない薄気味悪いマッチョだった。自費でつくったらしい阿部薫の本をわたされた。ま、それはいい。"
  • Amazon.co.jp: 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年の ドリーさんのレビュー

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    Southend 2013/05/06
    まぁ日本人の数十人とかに1人ぐらいしか読んでない作品や作家のファンなんてマイノリティそのものだし、大衆(衆愚とは言わない)の平凡な、もしくは最大公約数的な感想なんてこんなもんでは、と普通に思ったりもする。
  • 芥川賞に選ばれて:言いたいこと、あの夜と今=田中慎弥 - 毎日jp(毎日新聞)

    すでに各メディアで流されたから御存知の方も多いだろうが、一月十七日、私の小説が芥川賞に決まった日の夜、東京でバカな記者会見をした。女優の言葉を引用し、自分がもらって当然と言い、さらに石原慎太郎都知事に言及した。その後のさまざまな報道のされ方の中には、事実と違う部分がかなりある。終わったこととはいうものの、私の知っている範囲の事情を、どうしても書いておきたい。 まず、十七日の会見の段階で私は、石原氏が六日に行った、今度の芥川賞候補作はバカみたい、という発言を全く知らなかった。正確な内容を知ったのは十八日になってからだ。次に、会見内での、もらって当然、都知事と都民のためにもらっといてやる、という言い方は、はっきり言うと最終候補になるずっと前から、もしその時が来たら言ってやろうと準備していたものだった。だから、六日の都知事の発言に田中がかみついた、というのはメディアが勝手に作った図式だ。 もう一

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    Southend 2012/01/28
    昔の文士の喧嘩が後世に残っているのも何らかのメディアを通したものだったからであって、この文章のようにメディアを上手に利用するのは今も昔もひとつの文壇作法では、と。
  • 本読みのスキャット!

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    Southend 2011/02/16
    感覚が麻痺してるのかもしれないけど、この程度の親密さでは「ふーん」という感じ。せめてベッドでダブルピースしてるぐらいでないと(えー
  • asahi.com(朝日新聞社):鼎談・読書について 筒井康隆さん×丸谷才一さん×大江健三郎さん - ひと・流行・話題 - BOOK

    鼎談・読書について 筒井康隆さん×丸谷才一さん×大江健三郎さん2011年2月2日(左から)筒井康隆、丸谷才一、大江健三郎の各氏=写真はいずれも麻生健撮影筒井康隆さん大江健三郎さん丸谷才一さん著者:筒井 康隆  出版社:朝日新聞出版 価格:¥ 1,365 筒井康隆さんが読書面で連載した『漂流――からへ』が朝日新聞出版からになりました。筒井さんと、同学年の大江健三郎さん、このほどをめぐる随筆集『星のあひびき』が出た丸谷才一さん。3人の作家による「読書について」の鼎談(ていだん)では、豊かで多彩な読書体験が語られました。(構成・大上朝美) ■面白いを飛び石伝いに 筒井 大江 僕は『漂流』推薦の言葉に「面白ヒトスジの大読書家」と書きました。筒井さんは子どもの時から面白いをつかまえる名人で、つかまえたら正面から熱中する。自分に根を下ろすよう大切にする。その後、一つ一つが書かれるものの柱に

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    Southend 2011/02/06
    “丸谷 本というのは、おのずから他の本を読ませる力があるものなんです。ある本が孤立してあるのではなく、本の世界の中にあるのだから、感動すればごく自然に、他の本に手が出る仕組みになっているんだ。”