競馬の日本ダービーや天皇賞で優勝したウオッカの馬主宅に、2回にわたってペンキをかけたとして、京都府警は8日、京都市南区吉祥院政所町、建設会社役員・笹原勝三容疑者(48)を器物損壊容疑で逮捕した。 笹原容疑者は容疑を認めているが、動機については話していないという。 発表などによると、笹原容疑者は昨年11月2、9両日の未明、京都市北区の日本馬主協会連合会最高顧問で会社役員・谷水雄三さん(70)宅の門戸や壁などにペンキをまき散らして汚した疑い。 同2日はウオッカが優勝した天皇賞のレース当日で、府警の事情聴取に対し、谷水さんは「全く身に覚えがない」と話しているという。 笹原容疑者は、谷水さん方周辺の民家に昨年10月、谷水さんを中傷するビラを配ったとして、今年3月に府警に名誉棄損容疑で逮捕されたが、不起訴(嫌疑不十分)とされていた。 また、一昨年11月~昨年1月に4回、同市南区の京都馬主協会元会長理