「どんな力士?」に高砂親方「見たまんまだよ」…朝青龍断髪式 祝賀会でドレススーツ姿を披露した朝青龍(左は高砂親方) 今年1月の泥酔暴行問題で強制引退となった大相撲の元横綱・朝青龍関(30)の引退相撲断髪式が3日、両国国技館で行われた。断髪式では森喜朗元首相(73)ら383人がはさみを入れた。歴代3位の優勝25回という偉業の一方で、土俵外では数々のトラブルを起こした「悪童横綱」。最後は土俵にキスをして、11年間の相撲人生に別れを告げた。 《元師匠も感慨深げ》元師匠の高砂親方(元大関・朝潮)が、大銀杏(おおいちょう)を切り落とす止めばさみを入れた。「詰め襟姿で入門してきてね。若い頃はよくけいこをしたもんだ。よくやったんじゃない?」と懐かしそう。どんな力士だったかを問われると「見たまんまだよ」と一言。「経験をいい意味で生かして頑張ってもらいたい」と話した。 《一人横綱の誓い》横綱・白鵬が先輩横綱